2006年07月20日(木)
いやー東京地方はここんとこ何だ?っつーくらい涼しく、つーか肌寒く
夏か?ホントに夏なのか?と首根っこ捕まえて上下上下したくなるくらい
つまりは過ごしやすくてありがてぇ反面 九州の夏が無性に恋しいオレです、コヌツワ!
半袖のロンパースから出たむっちむちのちびのあんよが寒々しくて
慌てて長ズボンを着せようとするのですが どうやら新たなお遊びだと思われるらしく
高速ハイハイで逃げまわっては振り向きざまにちょこんとお座り体勢に入り
『きゃーっ!まっまー!』と叫びながらオレに両手を伸ばすその愛くるしさに
持っていた長ズボンを放り投げてちびを抱きしめちゃうオレは馬鹿親ですかそうですか。
もうもうもう、何だこれ、何でこんなに可愛らしいんだウチのベイベーったらよぅ!
よく【食べちゃいたいくらい可愛い】とか【食べちゃいたいくらい愛してる】とか
そのようなありがちな表現がありますが それはあながち例え話なぞでは無く
国語の教科書どころか 世の中に【言い回し】っつーものが存在してる事すら
1ミリも脳味噌に刻まれていないちびでさえ、愛情表現はクチで表す気がしてなりません。
自分の世界に没頭してたちびが ふとオレに気付いた瞬間に目を輝かせて
ハフハフしながら前進してきて両手をオレに精一杯差し出すわけですよ、
でもってそれをよしよしと抱き上げた瞬間にちびの両手がオレの後頭部に回り
これでもかっつーくらいの渾身の力をこめた抱擁とベロチュー、もしくは甘噛み攻撃。
『キャーやめてやめてっ噛まないでっ ママのお顔がヨダレだらけにぃぃい!』
そんな声を上げようもんなら更にヒートアップするのがちびのセオリー、
オレが顔を背ければ首すじに、体をねじれば右肩にとDeepなSmackの大行進。
もももももも、これを至福と言わずして何と言うつーか このネットリ系の愛情表現に
身も心もメロメロになってしまって抱きしめる腕にも力が入るっつー雰囲気満載でして。
オマイはそんなにオレが好きかぁぁぁぁああ!(激抱
はぁはぁはぁ。何だオレ。大丈夫かオレ。アタマおかしいんじゃないかオレ。
まぁチョロリと変態スメルが漂ってる気がすっけど気にしない。気にしませんとも。
こんなん気にしてたら親馬鹿なんかやってられっかっつーの、ゲヒョゲヒョゲヒョー。
とりあえずママの抱っこで機嫌は直りますよー。
眠くて眠くてしょうがないちびが 上体を起こす事さえ放棄して
床にうつ伏せて一生懸命手足をじたばたさせている。
顔を真っ赤にして、涙声で、ぺたぺたとフローリングを鳴らして
体全体を使って、ちびに出来る精一杯で、オレを見つめてオレを呼んでいる。
抱き上げて、抱きしめて、背中をトントンしながら子守歌を歌えば
3分も経たないうちに夢の中へ。口を半開きにしたまま夢の中へ。
しょうがねぇなぁ、ママのお歌が無いと眠れないもんな。
ママがぎゅーってして好き好きって言って抱っこトントンしないと駄目だもんな。
だいじょぶだいじょぶ、ちゃんとママがねんねのお歌歌ってあげる。
ちびが寂しくないように ママがぎゅーって抱っこしててあげるから。
こんなに愛おしい手間暇を オレ、ちびがイヤっつーまでやりてぇんだ。
ねんねん ころりよ おころりよ
ぼうやはよい子だ ねんねしな
ぼうやのおもりは どこへいった
あの山越えて 里へ行った
里のみやげに なにもろた
でんでんだいこに 笙の笛 |
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