2006年02月05日(日)
ども。イロイロありましたが本命と共に東京生活ですよコヌツワ。
最近車椅子生活になってしまった本命おばあちゃんの為に
同居している本命両親がリビング大改造をいざ実行せん、っつー時に
ちびとオレが二人でざかざか乗り込んでしまい あああ忙しい時にごめんなさい
いやいや ちび抱っこ出来てばぁちゃん大喜びだよなんつー話をしながら
久々に親子3代で歓迎の宴を催してもらっていたトコロ、突然本命おばあちゃんが苦しみだし
おあぁぁぁ喉に何か引っ掛けたらしいよ!と大慌てで救急車を呼んでみたりしましたが
結局その誤飲が元で肺炎を起こしてそのまま3日後には帰らぬ人に。
あまりに唐突な出来事だった為に本命の帰国はもちろん間に合うはずも無く
及ばずながらオレとちびが本命の名代として葬儀に参列する事と相成りました。
『あぁ本命ちゃんのちびちゃんだねぇ 可愛いねぇ、重いねぇ、いい子だいい子だ』
と 本命おばあちゃんが目を細めてちびを抱っこしてくれてから僅か20分後の出来事で
情けない事にオレは何ひとつ手伝う事も出来ぬままおばあちゃんとお別れする事に。
ちびを抱っこさせてあげられた事で おばあちゃんが少しでも
悔いる事無く旅立って行けたのなら それはそれで良かったのかなとも思うけれども
でも、本当はもっとちゃんときちんとちびを心ゆくまで堪能させてあげたかったよ。
最後のお別れすら出来なかった本命は 公の場で惜しみなく泣く事も出来ず
ただドラマの中でよく見るような、いつもとは違う仰々しい仏間に座って
おばあちゃんの遺影に手を合わせることしか出来ない、それ以外何も出来ないままで。
皆と一緒に 状況に身を任せて涙を流す事で浄化されるはずだった思いを
既に日常に戻りつつある実家の中で一人受け止めなければならない現実を
本命の中だけで静かに沈殿するのを ただ見守る事しか出来ないオレだけれども。
おばあちゃん、ちびに歯が生えたんですよ。
おばあちゃんが亡くなったあの夕方に気付いたんですよ。
前の日にお見舞いに行った時、ちびを見つけて笑ってくれたけれども
あの時はまだ歯が生えそうな雰囲気しかなかったんですけどね。
子供の成長は早いねぇ。今頃笑ってそう言ってますかね?
右前歯は1月27日(金)に、左前歯は3日遅れて1月30日(月)にお目見え。
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