オレ様日記
頑張ろう東北!



二人でお茶を

2005年04月19日(火)


なんか
このごろのぷりん奥さんは自信に満ちているようにみえる
おかあさんってのはそれだけでえらいもんだからな
それにくらべるとおとうさんってのは
なにかしないとえらくなれないんだもんな
これはよわった
とりあえずいまはなにもすることがない
だけどもし ぼくらの赤ちゃんがおんなの子だったら

(はやく大きくならないかなあ・・・)

おとこの子だったら反抗期が心配だ
だけどぼくはおとこの子だろうがおんなの子だろうが
平等に子守歌も唄ってあげるし
お話も読んであげるよ
きみがよろこぶことだったらなんでもしてあげたいな
そしていつか
おとうさんの底力を見せることだって
忘れたりはしていない
きみがぼくたちのこどもとしてでなくぼくらを見たときに
ひとりのひととしていろんなものを見ていろんなことを識ったのち
ちゃんときみにみとめてもらえるような
おとうさんとおかあさんになりたいね
ぼくらはいま待ってるんだ
「きみ」をね
そして
ぼくらは
これからいつだってきみの
親友でありたいと思っているのさ




懐かしいなぁ、つーか 今現在一番の愛読書かもしれない【小さなお茶会】。
「ぷりん」と「もっぷ」っつー猫の国の夫婦が織り成すショートコミックストーリーなのですが
これを初めて読んだのは彼是20年以上前の事ではあるまいか。
つーかその時のオレは この漫画を読みはした、読みはしたのだけれども
割と全てが淡々と流れて行く雰囲気でもってどちらかとユーと読み流し系。
読み流し系ではあるのですが一つの雑誌を買ったならば
次の発売日まで暗記するほど隅から隅まで繰り返し読んでいたオレは
2年近く前に妹ちゃんが文庫本で買ってきた【小さなお茶会】を読み返してみて
改めて記憶の奥底に刷り込まれていた小さな何かにじーんとしちゃったりして。
懐妊した「ぷりん奥さん」を思いやる「もっぷ」の姿に理想の夫婦を重ねてみたりして
オレ、いつか誰かと結婚する事があって いつかその人の子供を持つ事になるんなら
こんなふうに、産まれてくる子供を慈しむ事が出来る人がいいなぁ
そのような事を思ってて、こりゃー大人になってから読む方が間違いなくわかるよな的な
そんな面持ちでもって何度も何度も何度も暇があれば読み返していたのですよ。




結婚が決まって東京に来た時に、あぁあああ、あの文庫本を持ってくれば良かった
まだまだ御近所のお店なんて知らないし一人で行ける度胸も根性も無ぇし
しょーがねぇなっ チョロリとネット検索してみようかしらと思ってNET探検していたならば
文庫本では2巻しか出ていなかったこの本が あああああ完全版全4巻で出てるじゃないですかっ
もちろん速攻ガツリとカードを切ったオレ、はっ もちろん本命に内緒だって事は内緒だよっ(゚д゚≡゚д゚)




女子の腹は真っ平らであるべき、そう思い込んでいたオレだったのに
1週間前とは明らかに違う どう見ても妊婦にしか見えない腹が
どうした事かとても綺麗に、つーか素晴らしく見えてしょうがないのです
でかい腹なんて醜い、多分その時ゃヘコんじゃうんじゃねぇかな 本命と出会う前のオレなら
そんな事を本気で思っていたこの妊婦腹が どうした事か物凄く愛しい。
男子が妊婦腹見たら うへぇ、とか言うんじゃねぇのかなとか
そう思ってた次元の低いオレの想像は見事に的を外して
スタイル悪くなりまくりのオレとまだ見えもしねぇウニョウニョちびの事を
毎日毎日きちんと当たり前の事として大事にしてくれる本命がそこに居る。




すげぇ、オレもけっこう旦那セレクトではぷりん奥さんに負けてねぇと思うけどどうよ。




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