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2004年06月14日(月)
世の中にはノロケをうひょひょーと喜んで聞く人種と
ノロケのノの字の段階で機関銃連射する人種の2種類がいますが
オレ家族は間違いなく後者に属するらしく
つまりはオレのノロケどころか途中経過報告すら
話半分にしか聞いてくれないご様子です。
つーか 途中でノロケになるんだからしょうがないのですが
や、やだなぁ そんなつもり無いんだってばぁ
本命が言った台詞をオレが事細かに伝えてるだけなんだってばぁ
ノロケてるつもりなんて全然無いんだよっ ホントだよっ（*´∀｀）
「あ、あのねーぇ そーいや新婚旅行の話なんだけどさっ」
ママ上と妹ちゃんとオレの3人、とあるイタリアンレストランにて
注文待ちのその間、話の接ぎ穂感覚でオレが会話を始めます。
「何かさーぁ 一時期北海道に行きたいって話もあったんだけどー
本命がねっ ハワイもいいねっとかモルジブもいいねっとか
そーゆー事も言っててねっ ほらオレ、南国志向だからーぁ」
って ママ上と妹ちゃんは ふーんとかへーとか
そんな雰囲気で一向に興味を示しては下さらず。
「ねねねね チミ達さ、ちったぁオレの話を聞けっつの」
「えー、だって姉ちゃんの南の島願望は知ってるし」
「そうそ アンタの新婚旅行の話なんか、お母さんには関係ないし」
あううううう 関係無ぇかもしんねぇけどさっ
いいじゃねぇかよ 聞けよテメヘらはよっ(ﾉﾟ皿ﾟ)ｷｰｯ
い、いいもん いいもん、オレの気が済むまで勝手に話すもんっ！
「あのねっあのねっそれでねっ 本命の希望も聞いたんだけどさっ
本命ったらさっ オレはぐみがいる所ならどこでもいいって キャッ☆」
「そんなの誰も聞いてないし( -.-)ﾍﾟｯ」
「知った事じゃないよねっ( -.-)ﾍﾟｯ」
ああああっ ひ、酷いなぁコイツらっ(ﾉﾟ皿ﾟ)ｷｰｯ
でもってオレの事なんざ知らぬ存ぜぬ状態で
オノレの可愛い愛娘と愛するお姉ちゃんに対して罵詈雑言だよっ
「本命さん、早く姉ちゃんの本性に気付けばいいのにね」
「本当にね、いつ目が覚めるんだろうねっ、それも怖いねっ」
「いや、死ぬまで目が覚めなかったらそれはそれで幸せだよねっ」
「うーん、タデ喰う虫も好き好きって、昔の人はいい事言ったよね」
ひ、ひどいよ 本気で言ってやがるよっコンチクショー！
そんなこんなで第一親等である身内からさえ
オレの駄目駄目ップリの太鼓判を押されつつ
だ、大丈夫だよっ ちゃんと花嫁修業やってるよっ
今日の夜はレバーの血抜きやってて気を失いそうだったけどっ
でも どんなにへっぴり腰で役立たずの嫁でも
初顔合わせの際にウチの馬鹿兄貴が申し伝えたように
オレに関しちゃ一切返品不可らしいので、本命、そのおつもりで。
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