2003年10月22日(水)
NHKの番組で 正岡子規の特集があるみたいなんだけど。
ママ上が そう仰るので『トリビアの泉』のチャンネルを変えたぼく。
【その時、歴史は動いた】ッつー番組なんですが
そーいや これ、時々見てたよなぁ。
私は史実と違った側面の歴史的なモノに弱い。
若くして肺を患った子規は筆を綴る。
政治家になろうか 文学者になろうか
政治家は40歳を超えないと認められない
では自分は文学者になろう。
死期を迎える事をわずか23歳で覚悟したとして
私は自分の行く末を決めきる事が出来ただろうか。
朝 目が覚めて 甘やかされっ子のぼくは
当り前のようにコーヒーカップを流しに置いて家を出る。
だって ママ上が洗ってくれるもの。
私は今から仕事に行くんだもの。
でも 今の私には 命を懸けるほどの事ではない。
仕事は楽しいし やりがいもあるけれども
私には死を厭わない覚悟はない。
平凡が良し、だと常々思ってるの。
でも 後に残らない日常を生きてるってどうなのよ?
残らない日常なんて 無かったも同然なのかな。
他人の生き様に影響されてる段階で
どれだけ己というものが無いのかという事を強く思う。
私には何も無い。
私には何も出来ない。
そもそも 自分に何かが出来ると思う事すら
もしかしておこがましい事なのではあるまいか。
なんだかメランコリックな夜です。
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