2003年09月19日(金)
あぁぁ 思い起せば最初の頃
オレが千穂家に来ていたならば
帰ってきた千穂兄がニッコリと笑ったもんだ。
『お♪こんちは♪来ちょったっちゃね♪』
って 確かに最初だけは言葉の後ろに音符が付いてたよーな気が。
千穂兄のリアクションが無言になってきたのは
オレが繰り返し酔っ払いを重ねてからのよーな。
いや それだけでは決してないだろうけれども
オレ、自分で自分の首締めてんだよな きっと。
勇気を出して千穂兄の会社に電話したらば
そりはとっくに千穂家に転送になっておりまして
迷う事無く電話に出たのは千穂ちゃんで。
『ア、あれ?千穂ちゃん?もう転送になってる?』
『あ ぐみさん?うん 事務所にかけたの?』
『うん 千穂兄にちょっと用事あってねぇ』
『そっかぁ まだお兄ちゃん帰って来てないけど』
『そか、じゃあ電話ちょうだいって言っといて』
やっぱり、ってなカンジで
電話は未だに来てねぇですよ。
まぁ 千穂兄、オレの電話番号知らないけど。
も、これ以上しつこく電話する気ないけど。
オレ、また間違った?
本気でウザいですよね
ごみんなさい。
どうしてこうだろうかなぁオレ。
もう少しオンナノコらしくしなきゃ、って言われて
この歳で今さら、とか思いつつ
オレっていつからこんなだっけ、って思ったり。
もともとでしょ、って言われたらば
そりこそ身も蓋も無いのですが
そんなん『お育ちが悪い』とか言われてるみてぇ。
お育ちつったら うちのママ上が悪いのキャ?
ちゃうだろ オレのママ上、オレみたいじゃないもん。
オレがこんなんなのはオレのせいだろ。
とどのつまり精神性?人間性?
あぁ もうどっちだっていいや。
ぼくの好きなあの人はぼくを好きではない。
電話をかけた経緯をにっきゃに話したら
『へぇ まぁ頑張ったやない』
って普通に言ってくれたので
そりがチョロリと嬉しかった。
何でよ、もっとガンガン頑張らにゃ!
とか そんな事言われたら
オレ 根性腐れの上塗りしそうでイヤや。
オレ、どうやったってオレやのに。
オンナノコらしくなりたいなぁ。
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