2002年07月18日(木)
本家のばぁちゃんが亡くなった。
去年亡くなったのは本家の叔父だったけれども
こやって月日が流れるうちに
ぐみ家は本家とは疎遠になって行くのであろう。
戸籍上では確かに親戚関係にはあるけれども
血縁じゃねぇ人達しか残ってねぇ本家なぞ
もうぼくの中では親戚でも何でも無いのだからして。
うちのばぁちゃんに何かあったら決定的だろーな。
血の繋がってねぇ本家の人はどうも好きになれない。
ぼくは何より先祖との繋がりと血を尊ぶ。
でも本家のばぁちゃんは可哀想なイメージがあるんだよなぁ。
うちのばぁちゃんとは義理の姉妹になるんだけれども
いつも申し訳なさそうな顔でこっちを見てた気がする。
亡くなった本家の叔父が産まれたアタリに
かなり泥沼の確執が生じたらしいのだけれど
亡くなった人にとやかく言う必要なんてねぇしな。
『家族運』ってのが無かった人なのかもしんない。
本家のばぁちゃんを気遣うのは 嫁に行った実の娘ばかりで
一緒に住んでいたにもかかわらず
本家の叔母は ばぁちゃんを老人医療施設に入れた。
ばぁちゃんは 誰にも看取られずに亡くなってたそうだ。
うちのばぁちゃんとお見舞いに行った時に
『はよ帰りたいっちゃけど 連れて帰ってくれんね』
って何度も何度も懇願された事を思い出す。
ばぁちゃんの病棟は 腐ってく人のニオイがした。
帰りたい 帰りたい 帰りたい うちに帰りたいとよ。
本当なら葬儀場で夜を明かすはずだったばぁちゃんは
暦の不具合もあって 今夜は念願の本家にいる。
葬儀は土曜日。本来なら海の日だ。
夕方から降り出した雨がまた激しくなった。
って、7月20日ッ?
すんませんすんません、
バチあたりだってわかってるんっすよ、
わかってんだけどもねッ
何でよりによって20日やのッ?
その日は 本当ならば遥か北の大地で
大蝦夷座談会とか催されチャッて
オレも調子こいて 行く行く行く!とか言ったはいいが
結局仕事の予定が直前までわかんねくて
格安パックなんぞで航空券取ってた日にゃあ
キャンセルなんて受け付けねぇ方向性でもって
そりならば致しかたないとやむなく断念したものの
でも何となくウキウキワクワク☆とかしたいよねッ、
ってなカンジで その日は に行くはづだったのよ。
去年の水着が5000円で売ってたよッ♪と
浮かれるにっきゃちゃんに背中を押されて
下着屋さんで紺のアダルティな水着を買ったぼく。
5000円だと信じていたその水着は
実は去年のモノでは無かったらしく
ガツリと5倍近くの金額を払うハメになろうとも
ぼくちんの脳裏によぎるのは あおいそら、しろいくも。
処理したアトが汚くなるのはイヤン☆
ありとあらゆる方法をイロイロ考えた結果
みんなが寝静まった真夜中に
独り黙々と毛抜きで陰毛引っこ抜いたりしちって
傷みでチョチョ切れそうな涙をこらえつつも
ぼくのココロに浮かぶのは 眩しい日差しと飛び散る飛沫。

また日を改めて行けばイイジャン!と
そう思う方も多々ありなんとは思いますが
ぼくちん、来週の週末はみんなでJAMナイトだし
その次の週はガツリと下関に行くんだものッ!
その次の週にすれば?とか思うでしょ?
多分 その頃に海に行った日にゃあ
くらげに翻弄されるバカ女と成り下がって
我泣きぬれて蟹とたわむる。
こーなったら今年が最後のシーガイアです。
9月末日までで一旦閉園ですし
県民割引で500円だとユー噂もちらほらなの。
くらげも出ないし肌も傷まないわッ!
お願いしまつ、シーガイアに行こうよッ!(懇願)
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