2001年04月02日(月)
起き抜けに妹ちゃんから『なんだかチャパツの人がいる』と言われて安心しました。
とりあえずこないだよりかは明るい髪色になっている模様。
久々にオヤジの夢を見た。
ラヴァーズとゴハン食べてたら ふいに隣りに座ったのだ。
ディィトの最中にオヤジ出現で気まずいウチら。
『ねぇねぇ ウチら今からヨソ行こうと思ってたんだけど行ってもイイ?』
『ダメや。行ったらイカン』
オヤジにそう言われてディィトは中止。
あらららら、と思ったトコロで目が覚めた。
関係ないけども 哀しい時は感情に浸った方がイイよなぁ。
平気なフリするとアトからの波がけっこうキツイ。
喉頭癌の末期だったオヤジが亡くなった時
まるでドラマのワンシーンのように振舞ったぼくちん。
泣くのはアトで出来るから、と とりあえずリッパなムスメを演じてみた。
来て下さったお客様に丁寧に頭を下げ お礼を述べ深深とお辞儀をして見せた。
『まぁ 本当にご立派な娘さんで』
と言われる度に オヤジの心情を思ったモンだ。
アンタのムスメはこんなに立派に業務遂行してるぞぃ、と。
そりから四十九日まで まっすぐ家には帰らなかった。
とにかく毎晩泥酔して帰った。
ウチにいると暗くなってまうからだ。
どうしんみりしていいのかわからなかった。
覚悟を決めて迎えた死だったから
今さらどう悲しんでいいのかワカランかったのだ。
四十九日のアト一恵ちゃん(仮名)がウチに遊びに来た。
彼女は唯一オヤジのお気に入りのオレ様友達で
人嫌いなウチ家族に溶け込めるただ一人の人間で。
一恵ちゃん(仮名)と話してるウチに急に苦しくなってわんわん泣いた。
オモチャを取られた子供のよーに泣いた。
苦しかった。人が死ぬとゆーのは空っぽになるとゆーコトで
空っぽがこんなに苦しいなんて初めて知った。
こんなにも大きな存在のオヤジを 今さらながらにイトオシク思った。
こんなに大好きなのに、もう会えないなんて。
今日 ラヴァーズのナニゲない一言でヘコまされた。
オヤジの夢を見た事を思い出した。
『ダメや。行ったらイカン』
運命論者としては 小さなコトでも結びつけてしまう。
ラヴァーズはぼくちんがヘコんだなんて夢にも思ってない。
だって大したコトでわナイからの。
すんごくちっぽけなコトだったからの。
明日になれば普通にモーニングコールが来るだろうし
ぼくちんもニコヤカに起こされてまうだろう。
なんで今日夢に出て来たの?
誰よりもぼくちんを可愛がっていたオヤジに聞きたいわ。
生きていたら今日で63歳になる。
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