【復活!】ダイエットなDIARY
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2004年12月31日(金) 紅白



昼の12時過ぎに起きてびっくりした。


窓の外は、雪国かっつーような雪景色。





埼玉でも田舎の方だから、20センチ近く積もったのではないだろうか。




そしてさみぃ。





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夕方まで書斎の整理に費やした。



9割ほど片付いた。




あとの1割は年を越してしまうことになった。




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家人は紅白歌合戦なぞを観ている。



白組が男性チームで赤組が女性チーム。





紅白って、なんで紅白なんだろう?




日本では、ランドセルの色から、体育帽の色まで、多くのものがジェンダー化されている。


しかし、なぜ男が白で女が赤なのか。




おれはおそらく双方の生理現象に由来するのではないかと思う。


白はつまり精液の色で、赤は経血の色である。


少なくとも中世仏教の文献には「赤白(せきびゃく)の二法」が混ざり合うことにより人間が誕生するという記述がある。


もとは中国、あるいはインドまでさかのぼれるのかもしれない。



ただ、それを赤組白組などといってチーム化して競わせるようになったのはいつの頃か。


近代の学校制度ができて以来、しかも共学であるから、国民学校以降のことなのかもしれない。





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今、9時ちょっと前であるが、プライドを観るともなく観ている。





しかし、フジテレビは手を抜くのにもほどがあるゼ。


午後6時から11時40分まで、なんと5時間40分にもわたって、延々と「プライド男祭り」である。


しかも6時台の一時間には試合などちっともまだ始まらないのである。


つまり一時間も予告編である。


予告編は一種の番宣、つまり宣伝である。

しかも、その合間にはCMも入るから、まるまる一時間、視聴者は宣伝を観せられるわけである。


これを製作サイドからいえば、まるまる一時間宣伝をたれ流しているのである。




手を抜きすぎだぞ、フジサンケイグループ!!





しかも、小池栄子などのあらかじめ言葉(単語)を決めてきて、覚えたての言葉を使いたがる子供のようなコメントの数々。



内田なんとかという女子アナも、カメラ横に流れるテロップを丸読みしているだけである。


少しはアナウンサーとしてのプライド持てよ、といいたくなる。


視聴者をバカにしてるのか。


つうか、そんな意図も悪意もないようだ。

そもそもプロ意識なんかないからである。


ならばそんな人間を使っている局に問題があるのだろう。






リング上で日の丸をマントのようにかぶっちゃうレスラーなどをみると、かなり引いちゃう。


国が彼に何かしてくれたのだろうか。


彼が勝ったことには国には何の関係もない。



個人の戦いというか、確立された「個」があってこそのプライドであろう。


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などと無意味に怒りつつ、晦日の夜はふけてゆく。






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今夜はフランシス『烈風』(早川文庫)と日本酒にしよう。




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それでは、みなさま、よいお年を。



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