【復活!】ダイエットなDIARY
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2004年08月02日(月) 隠蔽




佐渡からは無事に帰って来てます。



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新幹線に乗ったのであるが、車内アナウンスでデッキにあるゴミ箱は使えないらしい。


セキュリティのためだという。


ゴミ箱に爆弾などを仕掛けられるからである。




ゴミ箱もつかえないほど日本は憎まれている、ということである。







愉快犯や私怨などは別として、大規模テロは政治的な不平等に原因がある。


日本政府、少なくとも現政権は、乗客にゴミ箱をつかわせられなくなっちゃてるこの現状をじるべきである。


世界中で憎まれている米国のブッシュ政権に追従しているからである。


まあ、恥じるようなせ異常な感覚の持ち主は現政権にはいないのかもしれないが。









この夏、東京駅なども厳戒態勢であるという。



これも大規模テロ対策である。



米国ではテロ警戒情報を5段階に分けて発令している。






これほど憎まれている日本で、テロ警報がでないのはなぜだろうか?







今回、途中で長岡を通過したので、隣に座っていた男性は水害のヴォランティアや復興の視察に来ている某県の職員だった。




洪水の非難警告すら発令が遅れてしまうのが日本である。




そういえば数年前には、中洲にまだ人がいるのにダムの放水をはじめたバカがいた。


そのバカも公務員だろうから、上の命令に従っただけだろう。


上司もバカだが、実際に放水のスウィッチを押したバカにも人間として道義的な責任はあると思う。







話がそれたが、日本では、この種の情報は公開されないであろう。


テロ警戒警報などは決して発表されない。


ただ、警備がやたら厳重になっている時とそうでない時があるだけだ。







おそらく、政府や官僚に根強く存在する「愚民」観が原因である。



「今、テロ計画の情報が入っているけど、庶民はバカだから発表するとパニックになるだろう。だから情報は公表せず、上層部だけに限定する。そして警備の人員を増やそう。さらに俺たち上層部の家族だけは東京駅には近づかせないようにしよう」


というカンジだろう。



前の戦争のとき、日本の植民地である満州から帰ってきた人(引き揚げ者)たちからの聞き取りでも、「偉い人から逃げ出してゆく」といっていた。



日本が敗戦を決め、北からはソ連が満州へ侵攻して来るという情報は、上層部だけに限定され、彼らと彼らの家族が真っ先逃げ出した。



情報を隠蔽(いんぺい)する体質は三菱自動車に限ったことではない。



そうした体質は、やがて、情報を人命よりも上にみてしまうようになる。


いや、「隠すこと」に第一の価値を置いてしまうようになるだろう。


情報を隠すためなら人が死んでも平気になってしまうのである。






信憑性のあるテロ情報は公開すべきである。




天気予報のように刻々とテロ警報が流れる世の中もいやであるが、隠蔽体質よりはいい。




芸能人のスキャンダルなどに対してではなく、こういうときに使う言葉が「国民の知る権利」という言葉である。



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