【復活!】ダイエットなDIARY
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2002年07月20日(土) 催眠

梅雨があけたそうだ。


いきなり猛暑である。




オレも猫もバテ気味。








松岡圭祐を読んでいる。

『催眠』とか『千里眼』は有名であり、ドラマ化や映画化もされたようだが観ていない。
ドラマや映画はどうせ安っぽい作りで、脚本にも工夫がないと思って観なかった。
小説の方もサイコ・ホラーっぽいタイトルだったので、いまさら、と思って食指が動かなかった。



で、先日、書店でみかけた。
なんと、これらはシリーズ化されている。
そして計8作ほど、すべて文庫化(小学館)されているではないか。


書店には平積みになっている。
確認してみるとシリーズはすべて揃っているようだ。

第一作をパラパラ眺めてみると内容や描写もしっかりしているようだ。

オウム事件以降、「マインドコントロール」という言葉が巷に流布したが、専門家の間では認められていないし、アメリカの裁判所でもみとめられていない。
洗脳とかマインドコントロールとかで操られるほど、人間は単純ではないのである。

オレの専門とも比較的近いので、そのことを知っていた。
だから、安っぽいサイコ・ホラーは読む気にならないのである。


作者は、そういったことを理解しているようだ。




ほへー、と思って買ってきた。
シリーズものは、もしも面白かったらまた書店に行かねばならないので全巻買ってきた。






で、一日一冊のペースで読んでいる。
現在、四冊目である。


内容は、ネタバレになるのでここには書かないが、まあまあである。






大薮春彦も山田風太郎も半村良も亡くなった今となっては、この手のエンターテインメントは貴重である。
夢枕獏のキマイラはちっとも話が進まないし、山田正紀はミステリーばかり書いている。




このシリーズ、9作目は版元をかえて徳間書店からでているらしい。

まだハードカヴァーのようだが、おそらくこれも手に入れて読むであろう。



自己暗示の手法が出てくるが、これは自分の私生活に応用できそうである。

寝る前や仕事の前にちょっと応用している。

オレの被催眠性は副交感神経優位であるらしい。





あとはメダカと猫の世話をする日常である。


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