【復活!】ダイエットなDIARY
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2002年04月03日(水) 日々

四月初っ端から三日間続いたハードな日々が終った。


忙しくて日記も更新できなかったほどである。

いや。時間があってもしないこともあるが。





昨日は千葉県は佐倉市にある国立歴史民俗博物館というところへ行ってきた。


ここはぢつは前の職場である。



何をしに行ったのかというと、以前日記にも書いた元兵士の方の主催する「生きがい大学」の行事の一環である。


生きがい大学とは、埼玉県が老人福祉のために組織した高齢者の集まりである。

各地域毎に「●○学園」とかいう名称で活動しているそうだ。
ダンス部とかカラオケ部とか史蹟部とかがあって、様々な趣味の集まりをより組織化したものらしい。


その史蹟部の活動の一環として、その博物館見学をし、博物館は佐倉城址公園に隣接しているので、ついでにそこで花見をしてしまおうという企画である。


この博物館とは、研究などで今でもつながりがあるので招待券を手配することが出来る。


そこで、以前お世話になった元兵士の方にたのまれて券の手配などをしたが、いつのまにかそのバスツアーにオレも組み込まれていたのである。


朝7時半に川越駅から貸切りバスに乗り込む。

総勢32名、一番若い人で64歳という壮絶なツアーである。


関越道、外環道、首都高、東関道と高速を乗り継いでも、首都高が混んでしまうので二時間半ぐらいかかって佐倉へ到着。



さらに、この博物館は常設展示を見てまわるだけで6キロメートルあるというものすごく広いところである。


お年寄りを連れて、約2時間半でここの見学を終える。


最後の方は、ほとんどマラソンのような状態である。



ほうほうの態で城址公園に移動。


桜はすっかり散ってしまい、葉桜というよりも葉っぱばかりである。

平日の割に、家族連れや子供連れの人々が沢山いた。



本丸跡の芝生にビニールの敷物をしいて、途中で積み込んだ幕の内弁当やらビールや焼酎をいただく。



食事の後にはほとんどの人が薬を飲み出すのが、平均年齢の高さを象徴している。



午後三時には現地を出発して帰途に着く。



それにしても、彼らはみな元気である。




バスではBINGOなどをはしゃいでやっていたりする。


景品は、それぞれが持ち寄ったものであり、外れる人はいないように出来ている。


オレは景品として、誰の持ってきたものかは知らないが、女性物のハンカチとJALのオリジナル・トランプをいただいた。


・・・ありがとう(涙)。








彼らは、空襲をくぐりぬけ、学童疎開をし、毎日芋ばかりを食べて育った人たちである。


力道山を街頭テレビで見た人たちであり、高度成長をささえた人たちである。



いろいろな話をうかがうことが出来、それはそれで勉強になった。




苦労してきた世代だけに、ボケることなく、充実した幸せな老後を送っていただきたい。






翌日である今日は生田にある某大学の研究室である。



レジストリが壊れてしまったPCにOSをはじめとするソフトの再インストールとネットワーク設定、ついでにメモリの増設等を行う。






入学式に始まる三日間ですでに疲れてしまっているが、とりあえず明日から二日間は休みである。





本当に休む予定だ。


誓って何もしない。


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