【復活!】ダイエットなDIARY
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2001年11月25日(日) 市警

溜まっていた仕事を二つ終えた。

あと三つのこっているのだが(涙)。


忙しくなると、デスクトップが汚くなる。
デスクトップとはWindows系でいうPCの画面である。
さまざまな資料、メモ、書類などの作成途中の文書をとりあえずデスクトップ上に置いておくからである。
デスクトップという名称はまさに正鵠(せいこく)を得ている。文字どおり、乱雑な机の上状態に、PCの画面がなるのである。
ここ一月ばかりに作成したり、参照したり、加工したりした文書がたまりにたまっていたのである。
で、忙しさにひと段落がついたところでこれらを整理し直し、必要なものは新たにディレクトリを作成し、マイドキュメントの中に保存する。
大量の画像資料はまとめてCD-Rに焼く。
16倍速だからあっという間である。
最近は24倍速なんてのもあるが、それほど頻繁ではないから、これで充分である。


TVで映画「NYPD」を観た。
NYPDはニューヨーク・ポリース・デパートメントの略だ。
ロスだとLAPDになる。
いわゆるニューヨーク市警、ロサンゼルス市警の略称である。

FBIはフェデラル・ビューロゥ・インベスティゲイションの略で、連邦捜査局などと訳される。
つまりこちらはアメリカ合衆国全体を管轄としているのである。
日本でいえば、市警察や州警察が県警にあたる。
あまりにもTVドラマとかに出てくるので勘違いしてしまうかもしれないが、警視庁は全国を管轄する警察ではなく、東京だけを管轄する一種の県警である。
全国組織としては警察庁がこれにあたる。
これは防衛庁などと同じ全国を管轄する国家組織である。
その他に厚生労働省管轄の麻薬捜査官も国家組織である。
麻薬Gメンなどというが、この「G」はガバメント(政府)の略だ。
拳銃のコルト・ガバメントも国の正式銃に採用されたことからついた名称である。


で、「NYPD」はちっとも面白くなかった。
チョウ・ユン・ファは大好きなのであるが、あくまでもB級映画のヒーローであるチョウ・ユン・ファが好きなのである。
ジョン・ウー監督といっしょに二挺拳銃で闘っている頃の彼が好きなのである。
だから、ハードで、映像的な完成度は高いのだが、NYPDはつまらなかったのである。
なんというか、カタルシスがないのである。
最後にカタルシスがなくても、途中に、個々の小さなカタルシスでもいいのである。
それがない映画はどうもだめである。
このカタルシスは、アクションというわけではない。
たとえば、邦画では、寅さんシリーズなど全部、少なくとも二回以上観ているのだ。
なんというか、映画から受ける小さな「驚き」である。
それは、たとえばカメラアングルであったり、不適に笑うチョウ・ユウ・ファの唇であったり、トリックだったり、気の利いたセリフだったりする。
こちらの既成概念をちょっとでも揺るがせる、あるいは破壊するような、ちょっとした「驚き」に、オレはカタルシスを感じるのであろう。



明日は郵便局で、今日始末をつけた大量の郵便物の発送である。

歩いていこうと思う。



そして今日も猫は元気だ。



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