【復活!】ダイエットなDIARY
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2001年11月06日(火) 倫敦

ちょっと体調が戻ると、すぐに酒なんか飲んでいる愚か者はオレです。



『ストーンオーシャン』第9巻によると、荒木飛呂彦の右側背中は、長年の執筆によって筋肉がつきすぎているらしい。
これは身体のバランスを崩しているので、整体的な見地からみるとよくないらしい。



右利きの人はリラックスした状態では、自然に左足に重心をかけて立っているらしい。
これも、長年にわたって片側だけに負荷がかかり、左側の筋肉だけが発達してしまうから身体的なバランスを崩してしまい、悪いらしい。


虫歯などが原因で、左右のどちらかの奥歯だけしか使わない、いわゆる「片噛み」も、ひどくなると背骨までゆがんでしまい、歩くことができなくなるぐらいになってしまうらしい。


寝る姿勢も問題で、どちらかの側を下にして寝る習慣がついている場合にも、身体がゆがんでしまうらしい。


人類学者のロバート・エルツやロドニー・ニーダムによると、右手を神聖なものとし、左手を不浄なものとするのは、多くの文化で見られる現象であり、人間社会において一種の準普遍的なものであるらしい。



・・・などと、すべて「らしい」で終わる伝聞および何かで読んだ情報を列挙してみた(笑)。



バランスが大切だということは、いろいろな局面で言われることであるが、それでも、オレは右を下にしないと寝られないのでアール。

それにニンジンも食わない。


食べ物の好き嫌いはすでに克服したのであるが、ニンジンやジャガイモはGI値が高い食物なのでダイエット中は食べない方がいいのである。

その分の栄養素は、GI値が低いホウレンソウやインゲンなどで摂ればいいのである。





長谷川如是閑の『倫敦!倫敦?』が岩波から文庫化された。

もとは明治期に『大阪日日新聞』の特派員として倫敦(ロンドン)へ渡った長谷川のレポートで、一世紀近くなって初めて文庫化されたものである。
820円。

これが非常に興味深い。

英国国王の葬儀などにも出くわし、その詳細なレポートなども記している。


オレもイギリスにいる間にダイアナの葬儀を観にロンドンへ行ったが、葬儀のパレードなどの原型が、すでにこのときに出来上がっていたことがよくわかる。

日本でも、天皇の葬儀については、英国に学んでいる。

そもそも、「万歳三唱」自体、英国で「Holly King!!」と叫ぶのを模倣して作り上げたものなのである。


この時代、国王の葬儀に出くわしたもう一人の人物に夏目漱石がいる。

彼はパレードが人ごみで見えないため、おんぶしてもらって見物したという。

その後「倫敦塔」という滞在記を残している。



それにしても「楽しいロンドン、愉快なロンドン」で有名な、キャバレーの「ロンドン」にはどんな由来があるのだろう。

いつか調べてみよう。





漱石といえば、有名な「我輩は猫である」というのがあるが、あれは実在の猫をモデルにしている。

しかし、正式な飼い猫ではなく、どこかから紛れ込んできた猫であるという。
いつのまにか、漱石宅にいつき、家人も「ねこ、ねこ」といって可愛がったそうだ。

その猫が死んだとき、彼は家族とお墓を作ってやったという。

そして、そこにはただ、「猫の墓」と記されていた。



本当に、「名前はまだ」なかったのである。






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