【復活!】ダイエットなDIARY
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背骨は大分復活してきた。
妹の引越しで子守りをするため両親は一週間ぐらい留守にしている。
猫の世話をする人がいないので、今週はずっと家にいる予定である。
国家のためなんかに死ぬよりも、家族や恋人のために死ぬほうがずっといい。 猫のために死ぬのだって、狂信のために死ぬよりはよっぽどマシである。 (byとに)
さて、11月の四国行きのために国内線の予約をJALのサイトからやってみた。
これが結構使いにくい。
アルファベットで名前を入力する欄なのに、姓、名の順になっていたりする。
おまけに自由化の波を受けて、運賃が細分化しすぎてどれがどれやらよくわからない。
インターネットで予約すると「e割り」とかいってお得なのである。
で、その料金で予約した。
これはあくまでも予約に過ぎないので、実際に購入手続きをする必要がある。
購入するには実際に窓口で払うということもできるが、クレジット・カードを利用しネットで払い、当日窓口でチケットを受け取るという、いわゆる「チケットレス」にすると、さらに数パーセント割り引かれるらしい。
で、その手続きもやった。
しかし、あとから運賃表をよくみると、「e割り」よりも「前売り21」というヤツの方が安いのである。
つまり「e割り」の料金は、「前売り21」プラス「スーパーシート」の料金とほぼ同じなのである。
なにっ?!!
取り消そうと思ったが、すでに購入手続きを済ませてしまっているので、ネットからはキャンセルできない。
しかもキャンセルの場合には払い戻し手数料などがかかってしまう。
これが5千円近いのである。
な、なにぃっ?!!
で、翌日(つまり今日)、さっそく予約センターへ電話した。
案の定電話に出た女の子はマニュアル通りの対応しか出来ない。
つまり、購入手続きが終わってしまった場合には払い戻し手数料がどうしてもかかってしまうのである。
ねばると「上司に相談してきます」とのことである。
約5分ほど待たされる。
で、返って来た結果は「申し訳ありませんが、やはり・・・」とのこと。
で、この辺りで、オレもキレかかってくる。
「では、あなたの上司に代わってください」
ここで、また数分待たされる。
で、やっと出たと思ったら、またさっきの女の子である。
「あの、只今、上司のほうへつなぎます」
やっと上司につながったらしい。
上司は中高年らしい女性である。
で、JALを利用しようと思っていること、同じ便の、値段的には同等な「前割り21」プラス「スーパーシート」を利用するつもりであること、ホームページのデザインが分かりにくく、誤りを招きやすいシステムであることなどなどを話し合う。
いろいろ交渉の末、「私の一存ではどうにも出来ませんので、もう少し時間を下さい」とのこと。
で、一度電話を切ったあとに、20分ほどでまたかかってきた。
結局、JAL側が折れ、基本的にオレの主張を認め、手数料無しで払い戻すことを了承。
だが、交換条件があり、新しい予約をネット上からオレが行い、それが確認できた時点で以前の予約をキャンセルし、クレジットも払い戻すことならできるという。
電話の後、ネットで予約をやり直し、座席の予約もした。 スーパーシートなので、機内前方のいい席である。
しばらくすると確認した旨の電話が入った。 お互いに礼を言い、少し世間話をして電話を切った。
役所やマイラインセンターとの戦い(笑)で痛感したのだが、こうした組織は、基本的にうるさいことを最末端の受付にやらせようとする。
受付はマニュアルどおりの対応しか出来ない。 そう教育されているし、またそれ以外の対応をする権限もない。
肝心なのは、ここを突破し、その上司、さらにはその上司にいたるまで、権限を持っている者にたどりつくことである。
また、必ず個人名を聞く。
これは相手に責任の感覚を呼び戻すためである。
同時に、自分が人間であり、相手も人間であることを思い出させるためである。
そうして初めて「話し合い」や「交渉」の余地が出来るのである。
相手と、世間話や冗談まで言えるようになるのが大事である。
それから、こちらの目的というか勝ち取るべきものをはっきり決めておくことである。
こうしたネゴシエイションは基本的にはイギリスで覚えたものである。
向こうのシステムは、よく言えば人間的であるが、悪く言えば主張し交渉しなければなかなか物事が前に進まないのである。
長い会話の合間には、ジョークのひとつも入れなければならない。
一番すごかったのは、ある朝突然、オレの部屋の電話番号が他の人の電話番号になってしまったことである。
めちゃくちゃ長くなってしまうので書かないが、これを回復するのはものすごく大変だった。
ともあれ、前回の国際線ビジネス・クラスに続き、国内線スーパー・シートの獲得である。
でも、スーパー・シートって、一体、何だろう(爆)。
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