【復活!】ダイエットなDIARY
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2001年07月03日(火) 悦楽




夕べは疲れていたのになかなか寝付かれず、やっと寝たと思ったら蚊が一匹だけ部屋にいたらしく右足の親指第三間接のあたりを刺された。
ここは蚊に刺されると一番いやなところのひとつである(笑)。


オレはイタガユさに目がさめた。
それから急いでウナコーワ・クールを塗ったりしたのですっかり目が冴えてしまった。
午前3時ごろである。

安眠をさまたげやがった原因である蚊の野郎(実際には吸血するのはメスであるが)を探すと、ベッドの足の方向の壁に張り付いていた。
どうやら飛べないらしい。
つまり自分が飛べなくなるまでオレの血を吸っていたのである。
復讐心に燃えるオレはティッシュでつぶした。
わははは。バカメ。自業自得である。


で、眠れなくなったので冷蔵庫から冷酒を取り出し、キッチンからスルメを探し出し、3日間の労を自分でねぎらいはじめた。
そして、こういう時のために買っておいた本を読み始めた。
山田風太郎『夜よりほかに聴くものもなし』(光文社文庫)である。
『魔界転生』などの忍法もので有名であり、好きな作家であるので、この日記にもたびたび登場する。
彼はもともと医学生時代に推理作家としてデビューし、そうした推理小説だけを集めた全集が現在光文社から文庫版で刊行中なのであり、その第3巻がこの前出たのである。
各巻600ページを超えるマニア垂涎の巨大な短編集である。
これで756円は安い。
同時に買ったロラン・バルト『表象の帝国』(宗左近訳、ちくま学芸文庫)は200ページほどなのに1000円である。

この巻のタイトルはヴェルレーヌの詩の一節から取ったものらしい。

そういえば『人間臨終図鑑』もついに最終巻が刊行されたので購入した。

家人も寝静まった夜中に冷酒を飲みながら好きな小説を読むという悦楽の時を過ごし、明け方就寝した。



10時ごろ起床し、朝食後、久しぶりに庭で洗車&ワックスがけをしていると、暑さのためか気持ち悪くなった。
帽子はかぶっていたが、なんか熱中症っぽい。


シャワーを浴びて、少し横になり、保冷材で頭部を冷やしていたら回復した。


今、午後4時であるが、日記も更新したことだし、今日はもう他には何もしないで、本の続きを読む予定である。
明日は仕事で某研究室へ行くので泊りだ。
その分、今日は自分に許した悦楽の日とするのである。


今日の体重    62.4kg。
今日の体脂肪率  25%。

体重が減っているのは体調が悪いためだろう。
体脂肪率が増えているのはスルメの影響かも(笑)。


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