ニッキ ゆり 【HOME】
- 2009年10月22日(木)
2人で過ごす初めての夜だった。
24時間ずっと一緒。
特別な時間を大切な君と過ごす。
「おやすみなさい。」と私が言うと「おやすみなさい。」と君も言う。
人の暖かさを感じながら眠りに付くのはどれくらいぶりだろう。
世界で一番大好きな君が隣にいて抱きしめてくれる安心感と
暖かいぬくもりと、規則正しい鼓動を体全身で感じながらすぅっと眠りに付く瞬間。
勿体無くてなかなか眠れなかったあの30分。
君は何を思っていたのかな。
「おはよう」と言うと君はまだ夢と現実を行ったりきたり。
だけど、「おはよう」と言いながら目を開ける。
大好きな人に「おはよう」と言ったら「おはよう」と返ってくる。
エコーの精霊が宿っているかのような不思議な感覚と幸せに満ち足りた感情をどうやって表現したら伝わるのか、その術を知らないから
私は君を抱きしめるの。
何度も、何度も、ぎゅっときつく2つの体が1つになってしまうくらいに
君の体の感覚を忘れないようにきつくきつく抱きしめるの。
君と交わした言葉は一語一句とも忘れたくない。
全てを書き留めておきたいくらいになって
私の頭の中は常にフル回転する。
君との思い出。
日々の積み重ね。
それらがいつか「当たり前」になったらいいな。
背の高い君を見上げると
満天の星空が広がっていて
流れ星がひとっつ綺麗に流れて行って
こっそりと心の中で願いことを叶えてみる。
「君といつまでも一緒にいられますように。」
幸せとはこういうことを言うんだろうなぁ。
ささやかなこと。
私達二人だけが知っている幸せ。
きっと誰もが知っている幸せ。
だけど、初めて知る幸せ。
それ以外、何て言ったらいいのか神様は教えてくれなかった。
知っている言葉を全て並べても、どれも安っぽく聞こえてしまうこの感情は
きっと何ものにも変えられない、例えようのない気持ち。
あえて無理やりにでも例えるのならば…君は、私の光の道しるべ。
導かれて出会うことが出来て
惹かれあうように恋をした。
これから行く全ての道しるべに君という光を信じて歩いていこう。
君は、私の光の道しるべ。