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- 2000年12月19日(火) 真実はいつも1つ。(byセス)
シティオブエンジェルを今更ながら見ました。
そして思ったこと。
「感じる」事って、素晴らしいんだなって。
素晴らしいって一言で言ってしまえば
軽く聞こえてしまうけれど
好きな人の髪の匂いや唇の柔らかさに触れた時の喜びは
感覚を持たない天使にとって、とても暖かかったのだと思う。
私たちは感覚を持つ。
けれど、きっと鈍っているんだと思う。
口内炎が出来た時って普通にご飯を食べる事すら
痛くてままならなくなる。
そしてご飯を食べれるって事がどんなに嬉しい事か
大切な事かって気付く。
でも、治ってしまえばその気持ちは鈍ってまた消えてゆく。
いろんな事に敏感でいたい。
好きな人の手に触れた時の暖かさや嬉しさ、ドキドキする気持ちとか
胸が痛くなる事とか・・。初めて唇に触れた時のあの柔らかさとか・・。
ずっと忘れていたような、そんな気がする。
真実は目に見えなくてもそこには確かにある。
自分の目で見たものだけを信じる事
それすら出来ないでいた私がとても醜く感じた。