ニッキ ゆり 【HOME】
- 2000年11月19日(日) ２０日更新。
金曜日から土曜日にかけて、一緒にオールした。
とっても幸せで、楽しくて、恋人が久しぶりに安心できた日だった。
けど、それをぶち壊したのは私の行為。
私は傷ついた。でも、恋人の傷ほうが大きかった。
ずっと疑っていた私。絶対そんな事無いはずなのに
心の中ではやっぱりいつもひっかかってた。
どうしてもがまんできなかった。
わかってたから・・・なおさら。
恋人の携帯メールを見るという行為。
いくら「彼女」だからと言っても
見てはいけないものです。
衝動的な行動。
それはただの言い訳です。
私がした行為は恋人の心の傷を深く、深く
ただ、深くしていくだけのものでした。
恋人の前であんなに泣いたのは初めてでした。
顔がぐしゃぐしゃになって、声が「ひっくひっく」なった。
こんなに涙がでて後悔するのなら、最初から見なければ良かったのに・・
後悔と反省と、恋人への「ごめんね」の気持ちで
もう、本当に涙が止まらなかった。
私がしていたことは結局「疑っていた」と言う事。
信用していなかった私。
でもいつも心の中では「違う。絶対にそんな事ない」って思ってた。
それを確かめることなんて、本当はしなくていいことなのに。
しちゃいけないことなのに。
「自分がほれた男信じなくてどうするの？」
そう言われた日のことを、ふと思い出した。
嘘をついた恋人。
でもそれは、私が本当のことを知ると受け止められないほど心が弱いから。
もし、本当のことを言ったら私が耐え切れないから。
私以上に私の事をわかっている恋人の、それは優しさだった。
恋人は悪くない。何も・・。
なのに「ごめんね」と言う恋人を見ていると
いたたまれない気持ちでいっぱいになった。
疑っていたのは私なのに、
それなのに許してくれる恋人。
「今日からまた新しいスタートにしよう」
そう言ってくれた恋人の優しさを
私はこれから受け止めて吸収させて成長したい。
私の左頬の痛みは、恋人の心の痛み。
