東南アジアサッカー調査メモ...ogaoga2k

 

 

水曜日が待ち遠しい! - 2007年03月28日(水)


インチキ臭いGoal.comが、なかなか素晴らしい論説をのっけていたので
ご紹介。

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論説:東南アジア勢の成功がACLの鍵だ。


 ACL2007はまだ2試合終えたばかりだが、この2試合の結果を見ると、
 これまでの中でベストなシーズンになりそうだ。


豪州の2チーム、アデレード・ユナイテッドとシドニーFCのACLへ参加は
歓迎すべきことではあるが、東南アジアのクラブの成功こそが、大会を盛り
上げることになる。

西アジアでのサッカー・カレンダーでは絶対不可欠な部分として見られている
ACLではあるが、東アジアのサッカー大国、特に日本と韓国に対しては
大きな難題となっている。ファン、メディア、そしてクラブですらACLを
軽視してきたのだ。


この現状は、対戦相手という問題がある。タイのBECテロサーサナは、
2003年にはACL準優勝を成し遂げてはいるが、2004年は6試合中
5試合で破れ、以降東南アジアのチームはそれに倣うような結果となっている。


C・J・Kリーグの強豪チームはインドネシア、ベトナム、タイのチームと
対戦するが、それらのチームは設備も悪く、資金が良くないチームであることが
分かってしまっている。ピッチの状態は悪く、点数は一方的な結果だということ
さえもだ。


2004年、韓国の城南一和はプルシック・クディリに15−0で勝利したが
得点を重ねた選手以外、喜ぶような人々は居なかった。昨年はガンバ大阪が
同じスコアでベトナムのダナンを破った。

ダナンの選手達が関西地区で試合前の午後、ショッピングと観光を楽しんだ
という報道は、東南アジアのクラブはこの大会に貢献も何もしていないとう
感情が沸くだけだ。こんな負け試合を続けては、より実力の劣る国の発展を
親切にも助けているようなものだ。それは全くの間違いだろう、と。


もはや…まだ始まったばかりとはいえ、彼らはそんな状態に満足しているの
かもしれない…私のようなだらしのないサッカー記者にとっての悔しさは、
蒸した東南アジアからやってくる「グループの草刈場」達にはそう簡単に
伝わらないのかもしれない。


韓国と日本のメディアや両国のGoal.comの様なサッカーサイトは、グループF
に関して、タイ・インドネシアのチームということから、川崎と全南の一騎撃ちと
いう予想を立てた。しかしバンコクUはホームで全南相手にスコアレスドロー、
そして日本に渡った彼らは、川崎相手にオウンゴールで勝利を逃した。


まだ勝利を得ていないアレマ・マランだが、これまでの2試合を見る限り、
アレマにもチャンスがある。だが、アレマの存在を超えたのが同じインドネシアの
プルシック・クディリだ。3年前に0−15で敗れたチームだが、Jリーグ王者・
浦和にアウェイで0−3で敗れはしたものの、ホームで中国超級準優勝の上海申花
に1−0で勝利した。


まだリーグ途中で時期尚早かもしれないが、もし東南アジア勢がこのような
戦いを続け、そして豪州のチームがACLに対して積極的な姿勢を続けるの
ならば、ACLは”いい”前半戦を終え、そして水曜日がもっと楽しくなるに
違いない。


Editorial: SE Asian Success Is Key For ACL(goal.com)
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そーだよなー。この(グループFの)混戦は、当事者(っぽい俺)から
すると胃がキリキリするが、大会的に見たら面白いことになってるん
だよな。

最近、モーレツにACL情報が増えたんですが、楽しみ方がちょっと
狭い気もするな。


  日本勢、初のGL突破を目指せ!


ばっかりだもんな。これじゃ、日本代表のふつーの楽しみ方の
Jリーグ版だからな。


ちょっとマイミクさんと書き込みあったのは、もうちょっとACL
に参加していないクラブ(やサポ)のACLの楽しみ方ってのも
絶対あるはずで、それも込みで大会を楽しまないとイカンよな。



まあ、出ている時はクルクルパーになるのもイイが、今シーズンは
モーレツにおもしれえってことで、もっと楽しもう。うむ。

西・中央アジアもおもしれえことになってるし(ネフチが2連勝だ?)
今シーズン出場した浦和・川崎はラッキーだったってことで。


てなわけで、これからの合言葉は

 水曜日が待ち遠しい!
 When wednesday comes!





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