それは親日じゃなくてアレマ・マランだからだ - 2007年03月12日(月) ACL遠征から帰国後色々報道を見たのでありますが、どうも川崎に 対してアレマ側が歓迎してくれたのは、インドネシアが親日派だからで ある!という云々が書いてあったりします。 …が、じゃあ、横浜Fマリノスはクディリとかマカッサルで 酷い目にあった(らしい)のはどーするんだ!と思ったりするので、 一応簡単に書きます。 反日とか親日とかでひとくくりにする前に「サッカーで話せボケ」と 常々思うのですが、とりあえず、アレマ・マランに関して言うと、 彼らは日本だから(川崎だから)云々じゃなくて、 ・初めての国際大会 ・基本的に暴力が少ないサポーター というのがあるわけであります。 特に後記に書いた点に関しては、ASSI(インドネシアサポーター 連盟)に参加しているサポーター集団は基本的にそうです。 2005年のカップ戦決勝は、アレマ−プルシジャというビッグ カードだったわけですが、確か衝突はなかったはずです。 このまえ裏VCD(笑)で遠征の様子を見ましたが、アレマニアと ジャックマニア(プルシジャのサポーター)がバスですれ違っている とき、お互い拍手で迎えており、アレマニアにとっては、敵対する チームでなければ、川崎の時と同じ感じだったと思います。 (まあ、それでも今回の方が歓迎色は強かったと思いますが) あと、パトがサポを先導するのは、結構インドネシアでは普通です。 アレマニアが遠征する場合もポリが先導してくれます。 (多分、サポが渋滞を起こすからであって、歓迎や親交の意味では ない) まあ、これは向こうでサッカーの地位が日本よりも相当高いことを 示しているとは思いますが、これだから親日だ!というのは違うと 思います。 横浜Fマリノスの当たったチームと言うのは、それはそれは ピンポイントで、サポが評判悪いとこと当たってんなという感想が あります。これでプルセバヤ(サポーターはボネック)が当たったら、 サポは悲惨でした(笑) まあ、彼らは反日なのかと言ったらそうではなく、気が荒いだけ であります。 そういう意味では、横浜FMは運が悪く、川崎は運が良かったと 言わざるを得ません。 まあ、アレマニアにも悪い奴はいるし、ボネックにもいい奴がいると 思うのですが、浦和の人は「親日って言ってたのにこれかよ!」と 怒らんようにしてくださいね。 あ、最後に5年前、プルシジャサポに言われた一言を。 「僕ら(サポーター)はどのチームでもどの国の人でも歓迎する。 でも、僕らを馬鹿にしたり傷つけようとする奴らとは、 何があろうと戦って、スタジアムから追い出す。 それがたとえ、日本人だろうと君だろうと」 ...
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