東南アジアサッカー調査メモ...ogaoga2k

 

 

わが青春のACL - タイ - 2005年10月24日(月)

第3回ACLも大詰めで、今週水曜日に決勝戦となり、UAEのアル・アイン
と、サウジアラビアのアル・イテハドの対決となります。

第1回はアル・アイン対BECテロサーサナ(タイ)、第2回はアル・イテハド
対城南一和(韓国)という決勝カードだったのですが、今大会は西アジア勢
同士、という東アジアンにとっては屈辱の決勝戦になってしまったわけです。



普段、横浜FMはクソだの言っている俺ですが、やはり某チームを
応援している俺としては、同じリーグの代表ということで、複雑ながらも
若干応援したワケであります
(磐田は普通に応援した。ベトナムのチームの時以外)。



んで、磐田や横浜を倒した韓国や中国のチームも、


 わがJリーグチームを倒したのであるならば、おそらくKもCも
 アジア最強なのである。


 たまたま運悪く、ちょっとの差でJのチームはヤラレタだけに
 すぎんのだ。

 というわけで、西アジアのチームには楽勝して欲しいものよ。



 そうなれば、俺のラブな某チームも、アジアでは戦えんが、
 実はアジアのレベルで見ても強豪チームなハズである!



とか思ってたら、ボコボコにやられて


 あううう、、、東アジアって・・・
 その中でも、昨年まで下部リーグに居た我が愛すチームって・・・


とか落ち込みまくっていたのです(大袈裟に書いてますが)。


んでも、ちょっとだけ下の記事を読んで、勇気付けられました。



てなわけで、第1回ACL準優勝チーム、BECテロサーサナの当時
主力選手だった、タードサック・チャイマンへのインタビュー。


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■タイのダイナモ、AFCを振り返る
Thai dynamo can only watch from afar

Oct 19, 2005


2年前のACLで活躍したターサック・チャイマン(Therdsak Chaiman)。

 


そんな彼だが、今回は来週行われるアル・アイン対アル・イテハドの決勝戦
に関しては、観戦する立場になっている。


このタイ代表MFは、ACL02/03でタレント揃いのBECテロサーサナ
で主力選手であり、強豪勢とされた相手に多くのジャイアントキリングを
行った。

当初それほど期待されていなかったこのバンコクのチームは、日本の鹿島
アントラーズ、中国の上海申花を破り、そしてウズベキスタンのパフタコール
を合計2−1で破って決勝戦でアル・アインと対決した。



決勝戦で破れはしたが、ターサックは4ゴールを挙げるだけでなくチームで
大活躍をし、この年の大会MVPに選出された。


 「BECテロサーサナ時代で思い出深い出来事だね」


32歳のターサックは語った。


 「凄くいいチームだったけど、決勝戦に行けるとは思っていなかった。
  でも、僕らはホームでは強く激しく戦って、多くの強豪を破ったし」


 「2点差からもう少しで引き分けに持ち込みそうに出来たから、
  決勝戦で破れたことは残念だよ。でも審判がピラタット・ポールアンディー
  (Preratat Phoruandee)のゴールを取り消したから、それも出来なかったしね」


 「僕はMVPを受賞して本当に嬉しかったよ。いいパフォーマンスが出来た
  と思ってたからね。でも優勝を目前にしてそれができなかったことは
  後悔している」



その運命の試合から、テロサーサナとアル・アインの進んだ道は大きく
違った。アル・アインは来週、2度目の王座に就こうとしており、BEC
テロサーサナは国内リーグで不振が続き6位となり、来期のACLには出場
できない見込みだ。



この不振の大きな原因は、03シーズンの主力の多くがチームを離れたことによる。

MFのドゥシット・チャラムサーン(Dusit Chalermsan)、DFのニルト・スラシアン
(Nirut Surasiang)、大型FWのウォラウット・シーマッカ(Worrawoot Srimaka)らが
ベトナムのチームに移籍した。

ターサックはベトナムのイーストアジア・バンクに移籍するものの怪我に
悩まされた。そして現在はシンガポールのSAFFCに2度目の所属と
なっている。



 「今のBECテロサーサナの不振は本当に悲しいよ。タイ代表選手の多くを
  ここ2年で失い、弱体化してしまった。ACL出場の他のチームが強化
  しているのにね」




多くのアジアサッカーファンのように、ターサックもアジアでのクラブ
シーンでのパワーは西に傾いていると感じている。ここ2年、ACL王者
となったアル・アインとアル・イテハドが東アジアのチームと対戦し勝利を
収めている。


しかし、彼はこの状況は長くは続くものではなく、すぐに西以外の地域が
アジアのクラブシーンで花開くことになるだろうと考えている。


 「アル・イテハドとアルアインは、今年の大会でベストのチームである
  ことを証明した。特にアル・イテハドは、山東魯能、釜山相手に大勝
  したことには驚かされたよ。アル・アイン、アル・イテハド、どちらも
  いいサッカーをしているとは思うけど、今年はアル・イテハドが2冠を
 達成するんじゃないかな」



 「今の中東のチームは、日・韓・中のチームよりも強いのかもしれない。
 でも、この状況はずっと続くわけじゃない。

  タイのチームはいつも韓国や日本のチームに大敗してたけど、僕らは
  2003年に彼らを破り、そして決勝戦に進んだことがそれを証明
  している」



 「シンガポールも発展しているし、将来どのチームが優勝しても僕は
  驚かないよ。発展するためには、強豪たちと戦う必要がある」


ターサックはACLの経過に興味を示している一方で、彼は現在シンガポール
のSAFFCが来年のAFCカップ出場をかけた戦いを助けている立場だ。

だが。彼のチームは現在首位タンピネスとの勝ち点差は、2試合を残して4
という厳しい立場にいる。



とはいうものの、チームが優勝するしないに関わらず、ターサックは
ベトナムからシンガポールに戻ったことを後悔していない。

 
 「今年はSAFFCのためには精一杯プレイできた。僕はシンガポールに
  戻ったという決断は後悔していない。ここでは2年間の契約をして、
 2006年までプレイするつもりだ。シンガポールに戻って来れて
  嬉しいよ」


 「できれば、AFCカップ出場を決められるようにして、タイ代表で
 2007年のアジアカップに出場したいね」


Thai dynamo can only watch from afar(footballasia, 10/19)
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シンガポールは、ACLの下位大会、AFCカップに出場するのですが、
今年はAFCカップもレバノン・ヨルダンの西アジア勢に持っていかれました。
(昨年は確かシリア勢対決)




東・東南アジアンにはここんとこツライACL、AFCカップですが、
ターサックの言うように、あと10年後ぐらいにはACL決勝戦・
SAFFC対川崎フロンターレ、という水色・水生動物ダービーが
出来ているかも知れぬ!


これがSAFFCのユニ&マスコットである。


それまでは死なぬ、死なんぞ、俺!


...



 

 

 

 

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