これが私の生きる道 - シンガポール - 2005年04月19日(火) さて、タイガーカップ2004で東南アジア王者となった シンガポール。 その後は前みたいにW杯出場!とぶちまけるのでなく (GOAL2010)地に足つけた発展していこーぜ! 的な論調だったのは以前お伝えしたのですが、今はこんな 感じになっております。 まー、たしかに地に足つけてる、と思う。 んでもちょっと可笑しかったので。 ---- ■ピッチからキャットウォークへ From the pitch to the catwalk(Today紙, シンガポール、04/17) ヤングライオンズ、ユニをリーバイスに着替える − ズークの観衆を釘付け 観衆を釘付けにしている彼ら…ヤング・ライオンズはシューズを脱ぎ、 時には上着すらはだけてリーバイスを見せ付けている。 バイアキ・カイザンはターミネーターを彷彿させ、ノア・イクサン、 トゥンク・ムシャダドらとまるでベイウォッチ(※TVドラマ)の オーディションに向かうようだ。 だが、プロのモデル、そして観衆は彼らにオーディション通過の見込みは あまり期待出来ないと感じただろう。 彼らヤング・ライオンズはこの場所で衣装をまとい、そして服をはだけて みせた。金曜日の晩、ズーク(※シンガポールで最も有名なクラブ)で 彼らは花道を通り、サッカーのピッチでいるときよりも楽しんでいるように すら見えた。 この催しは、ジェイ・ジー・エンタプライゼスを通し、リーバイスが推定 40万シンガポールドルでFASと2年間の契約を結んだことに絡んでの イベントだ。 リーバイスが東南アジアのスポーツ界にスポンサー契約したのはこれが 始めてのことだ。今回のズーク・パーティーでは、新しいカットの ジーンズも披露され、そのモデルとしてヤング・ライオンズが抜擢された。 バイアキ・カイザン、ライオネル・ルイス、シ・ジアイ、アシュリン・ シャリフ、ノア・イクシャン、そしてトゥンク・ムシャダドらがまるで モデルのように花道を歩き、8人の他のモデルとステージ上で合流した。 その時は、アマチュアとプロのモデルを見分けるのは容易ではなかった。 シンガポールサッカー協会会長であり、国務大臣のホ・ペン・キーは その光景に感動して次のように語った。 「シンガポールのサッカー選手は、ピッチの外でもエキサイトさせる ものを作らなければ。だが今夜、彼らは見事にそれをやってくれたよ」 だが、花道に揃ったメンバーとヤング・ライオンズを見て、ズークの観衆は 確かに沸いた。だが、彼らのモデルとしてのスキルはまだまだだ。 「みんな楽しんでたよ、僕みたいにね」 1月、タイガーカップMVP候補となったGKのライオネル・ルイスは、 このようにコメントした。 「ヤングライオンズのみんなは、初め少しばかりナーバスだった。その日に リハーサルしただけだったからね。でも、結果的にはOKだったんじゃ ないかな」 FWのアシュリンは、ルイスの意見にうなずいてこう言った。・ 「本当に恥ずかしかったよ。こんなことこれまで生きていて 初めてだからね。」 ルイスを除いて、他の誰もが今回がモデル初体験だったのだ。 彼らはまだ経験不足ではあるが、彼らはためらいなく自分達の肌を観衆にみせていた。 ルイスは次のように語る。 「別に特別なことじゃないし、ファンタスティックなことでもないよ。 サッカーの為なら、またやるだけさ。僕の一番にやること、それは サッカーをやることだからね」 ----- んで、これがその記事だ! うーん、オサレ。 今年に入って、やたらFAS(シンガポールサッカー協会)が、 ヤング・ライオンズにバレンタインプレゼント! ヤング・ライオンズ、ファッションショーに! などなど、ギャル・カルチャーな記事をアップし始めて 個人的に注目してたのですが… あわわ、地に足つけようぜ、はオサレ・ミーツ・フットボール!だったのか? とか思わせます。 んで、僕が可笑しかったのは、FASの会長のコメント、 >ピッチの外でもエキサイトさせるもの とは、そーいうことじゃないんじゃないのか、と思いますが、 カリスマ=オサレ=ファッションショー、という感覚は米国のポップ カルチャーが相当入っているから、そーなるのかなぁ、とか思います。 (カリスマ=ビヨンセの扱い、みたいなもんだろうか?) でも欧米・アジア文化のハブ空港が地域密着、を考えたらこーなるのかもしれん。 その独自の路線をやっぱり俺はリスペクト。 ...
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