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優勝・昇格の喜びはシェアしましょう - インドネシア - 2004年10月16日(土)

いつものインドネシアのアレマ・マランサポ、
ダニー君からのメールでございます。


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すぐ返事できずにゴメンよ、オガ。

とにかく忙しかったんだ。僕は2週間仕事を休んでた。
(訳注※彼はサラリーマンではないです)。

というのは、僕の周りのアレマニアたちが、マランから
2万人やってきて、ジャカルタに滞在している間、
その世話に追われてたんだ。

彼らアレマニアの多くは、ルバックやセナヤン・
スタジアムの周りにキャンプを張って、そこで1週間
を過ごした。


素晴らしい風景だったよ! 
こんなサポは、アレマニア以外にいないハズさ。


すごく重要だった試合だったけど終了の瞬間は、僕が
生きてきた中で一番誇らしい時間だった。


マルテン・タオが延長終了2分前にゴール!
僕らはついにやったよ。優勝したんだ、オガ……!

僕らはディビジョン1(ディビジ・サトゥ)の優勝
チーム。そしてプレミア(ディビジ・ウタマ)で
来期からプレイだ。



そして、君のメールで川崎フロンターレが昇格して、
優勝したって知って、僕もとても嬉しいよ!

僕ら2人は同じ幸せを感じているんだね。


結局、世界中のアレマニアが昇格を祝い、マランじゃ
2日間パーティーだよ。報道によれば、多くの素晴らしい
インドネシア人選手と来期契約するみたいだ。

アレマはもう貧乏チームなんかじゃない。

アレマのオーナー、PTベントエル・インターナショナル
TDKは来期150億ルピアをアレマの運営資金に当てる。
僕が知る限り、インドネシアのサッカー界ではもっとも
巨額な数字だ。

(プルシジャ・ジャカルタは100億だからね)


川崎サポはどうだった?
チームは昇格決定後、パーティーをやったかい?
川崎の選手達は来期も川崎にいるのかな?


それじゃ。
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ちーと補足すると、インドネシアの下部リーグである
ディビジョン1の昇格方法は、

1)全土を東西2つに分け、リーグ戦
2)リーグ上位3チーム計6チームが2つに別れ、
  総当たり戦のプレイオフ(BABAK 6 BESAR)
3)プレイオフ上位2チーム、計4チームがトーナメント
4)上位3チームが昇格

というシステムでありました。

ですから、
>ジャカルタに1週間サポが来て

云々というのは、(2)以降のプレイオフがジャカルタ
1都市の総当り戦だったからです。

あと、インドネシアではジャカルタに住む人が、
地方から来た人の世話をする、というのは良くあること
だそうで、僕が行った時もその話をよくされました。


>キャンプを張って

というのは、文字通りテントを張ることであります。

これはプルシジャ・ジャカルタのサポから聞いた話ですが、
以前PSMマカッサルがあるスラウェシで似た様なプレイオフ
があり、キャンプを張ったそうですが、とにかく暑くて
皮がムケまくったそうです(笑)


でも、ちょっと日本と違ったのは、メディアの扱いが
昇格そのものよりも優勝にチカラを入れていたこと。

winnerであることを最も誇りにするんでしょうか。
そのへんよくワカリマセンが……



BBSにも書いたけど、やっぱ昇格の喜びってのに
国境はないよなー(涙・涙)しかも、可能性は低いけど、
ACLで会えるかもしれないんだから、アジアならではの
楽しみだよな(再度涙)

あー、川崎のブルーと、アレマのブルーが等々力で
激突する日を夢見ながら、今後試合観戦に行こう。
うーむ、エイジアン・ロマンだ。


>チームは昇格決定後、パーティーをやったかい?

あ…地元商店街と…です…
報道も少なかった…です…


...



 

 

 

 

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