プルシック・クディリ(ペルシク・ケディリ)について2 - インドネシア - 2004年01月07日(水) アレマニアのダニー君にメールで、横浜のサポーターが クディリに行くかも知れないとメールを書いたところ、 行く人は注意して欲しい、との返答がありました。 ※太字は、彼が大文字で書いてきたところです。 ※アレマ=アレマ・マランというチーム、アレマニア=アレマのサポ集団です。 -------- オガへ もし横浜Fマリノスのサポが、ACLの為にクディリに行くって計画を 立てていることについて、僕に意見を求められたとしたら、僕はこう答えるよ。 「クディリには行くな」とね。 横浜のサポに伝えて欲しい。Persikmaniaは、ボネックと同じだってことを。 だから僕は、横浜サポがクディリへの観戦行きには賛成しない。 クディリは東ジャワの小さな街だ。クディリの人々はとても親切だけど、 サポーターは別だ。Persikmaniaがその名前を語る前、彼らの 多くはアレマニアとボネックだった。 でも、Persikがプレミアディビジョンに、2シーズン前に昇格してから、 彼らは自身をPersikmaniaと名乗り始めたんだ。 いま、Persikmaniaはインドネシアのメディアから、要注意集団とみなされている。 今季の開幕戦、PersikはPKTに敗れたんだけど、Persikmaniaはキックオフの前、 Brawijaya stadiumの外で騒動を起こしたんだ。その次の試合、PSISとの親善 試合(1−1の引き分け)じゃ、今度はスタジアムの中で暴動をおこして、 警官隊と衝突した。 昨シーズン、アレマのPersikとのアウェイ戦の様子を僕は覚えている。 多くのアレマニアが、クディリに遠征にいったんだ(マランからクディリまで はバスで3時間くらいだからね)。 でも、僕らアレマニアがスタジアムに入ると、奴らは僕らに向かって唾をかけたり、 投石を始めた。それだけじゃない。奴らはアレマの選手にまで投石を始めて、 ついには選手に当たって、出血する怪我まで負わされたんだ。 (確かAndi Sutrisnoだ。今はデルトラスでプレイしている。) もちろん、サポーターとしてアレマニアはこの事態を容認できるはずがなかった。 だから、試合は中止になった。インドネシアサッカー協会(PSSI)はこの事態を 重く見て、Persikはその後3試合でのホーム戦を禁止された。中立開催となったんだ。 それにもうひとつ。クディリは今、政治的な問題で平穏じゃない面もあるんだ。 今年は市長選があるからね。 だからもう一度言う。僕は日本人のサポーター達がクディリに行くべきじゃない、と。 でも、もし君や横浜サポ達が、僕が書いたリスクを背負ってでも行きたいというのなら、 クディリへの行きかたは以下の通りだ。 スラバヤに着いたら、スラバヤからクディリまでのバスがある。 多分2、3時間で着くと思う。クディリには多くのいいホテルが あるけど、小さな街だし、クディリの人々はみんな親切だ。 (でも、何度でも言うけど、サポーターは違う。) クディリはインドネシアじゃ有名な街だよ。 ひとつには、インドネシアでもっとも大きなタバコ会社、 GUDANG GARAM社があるし(ここはPersikのスポンサーだ)、 それに食べ物が美味しいので有名だ。 僕らがタイガーカップで一緒に食べたタフを覚えているかい? 君はトーフと発音していたけど、クディリはタフが美味しいって ことで有名だ。あとはPECELっていう、サラダみたいな食べ物もね。 (・・・以下略・・・) -------- 確かに、インドネシアで最も有名なフーリガン集団は”ボネック”で ありますが、そこはスラバヤを本拠地にしております。地域的には クディリ、マランと近いので、アレマニアの彼が言うのも納得が いきます。 現地観戦の方は、一応こういった面もあるという点を十分認識した上で、 自分の責任で行った方がいいかと思います。 んでも、1つのソースからすべてを決めるのは危険なことなので、 ASSI(インドネシアサポーター連盟)、BOLA NEWS( スポーツ専門新聞)、それにほかのサポ集団にも、問い合わせてみます。 行ってみたらなんてこたぁない、とか、すげーフレンドリーだった、 とか十分にありえますから(わかんないけど) まぁ、僕もジャカルタに行ったときは始めは怖かったですし、 ジュビロが戦ったPSMマカッサルのホームも、相当危ないと 言われてましたが。。。 ...
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