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お土産はラテンの情熱 - 東ティモール - 2003年11月14日(金)

今日はちょっとマジ系の、東ティモールサッカー。

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■監督が語る、東ティモール・サッカーの発展状況

Coach: East Timor on road to greatness

Posted: Tuesday September 30, 2003 10:20AM;

- DILI, East Timor (AP)

Ivan Cengic氏は、世界で最も新しい代表チームの監督として3年前に
就任したが、その直後に気力をくじかされるような困難に直面している
という現実を知ることとなった。


東ティモールは、インドネシア国軍の撤退に伴い、荒れ果てた地となり、
何千もの民間人が、国連平和維持軍の保護の下で、首都ジリのメイン・
スタジアムで生活している状態だった。



スタジアムの設備はどれも機能しておらず、ピッチは荒れ果て、
ティモール島の半分であるこの地域の優秀な選手達は国連難民
高等弁務団によって提供されたキャンプで生活していたのである。



75万人の東ティモールの人々は経済活動がほとんどできず、
国際的な援助に依存した形となっていた。

そんな状況下で、サッカーに回すような費用は捻出できなかった。


だがIvan Cengic氏は、60年代GKの選手としてプレイし、リスボンの
Benficaでのプレイを夢見ていた、東ティモールのシャナナ・グスマン
大統領と面会した際、アジアで最も貧しい国家の代表監督に就任する
ことに合意した。



「私が引き受けたのは、ティモールの人々がサッカーに夢中だからだ。
 それは、単に彼らがサッカー好きと言う情熱では片付けられないほど
 のものだったんだ。」



90年代、テイモールの独立の気運が高まっていた時期に、Ivan Cengic氏は
豪州のキャンベラに居を構えていた。そんな彼が、この独立の支援に足を
踏み入れることとなった。



「だが、私は東ティモールは急激に進歩し、そして東南アジア地区の強豪
 になると信じている。」



インドネシアが東ティモールに侵攻した1975年以降、サッカーの試合
は占領に対する抵抗のシンボルとなった。スタジアムは、インドネシアの
軍事行動の情報を交換する、東ティモール側の地下組織の会合の場としても
使用された。

クロアチア人のであるCengic氏は、80年代、FKオシエク(FK Osijek)に
とってかけがいの無いDFとして名声を得た選手であった。

そんな彼は、チームはこれから長いチャレンジを行わなければならないこと
を理解している。

チームには、シューズやボール、それにすね当てなど、最も基本的な用具
が不足している。



「私がそういった用具を準備しなければ、選手達は手に入れることが
 できない。

 そんな大変な状況下で、完全に新しい代表チームを作ることは
 信じられないほどに困難なことなんだ。

 だが、これは非常に価値のある経験だよ。」



彼はユースの監督も兼任しているが、今後東ティモールは急速に発展し、
4、5年以内には東南アジア地域の国際大会である、タイガーカップ
のような大会で良い成績を収めることができるであろうと信じている。



「ポルトガルの植民地時代は、ティモールにラテン人の試合に対する
 情熱を植え付けていったんだね。」



彼はこの地域の背景が、東ティモールの独特な特色であると指摘する。



彼は今、将来の代表選手の核になるであろう、U21代表選手と
五輪代表の強化に力を注いでいる。


東ティモールのU19代表は、2001年豪州で行われた東南アジア・
太平洋地域を対象としたArafura Gamesという大会で優勝した。

この大会では、豪州のNorthern Territory、ブルネイ、マカオに
勝利したのである。


組織の面でも、この3年間で達成できたことが数多くある。


東ティモールは、東ティモール・サッカー協会(FFTE,
Federacao Football de Timor L'Este)を設立し、今アジアサッカー連盟
(AFC)の加盟国の資格を得た。

また、来年はFIFAへの加盟を希望している。

FFTEはAFCから財政などの援助を受けているが、今後
FIFAのGOAL PROJECTからの支援も期待している。



その他、組織同様に重要な点は、FFTEは現在、世界で最新の
リーグを来年に発足する計画を立てているとFFTE事務局長、
Amandio Sarment氏は語る。


彼は、厳しい資金不足によって、実現には相当な困難が予想されて
はいるものの、12−14チームで計画されている国内リーグは、
東ティモールのサッカーのレベル向上を支援することを期待して
いるとのことを述べた。


また、首都ディリでの15,000人収容のスタジアムをAFCや
FIFAの定める基準にあった、国際大会が可能となるスタジアムに
改装する計画もある。


「私たちにとっての深刻な問題とは、新興国としてホームでプレー
 する設備がなく、だからといって海外でプレーするのに必要な費用
 もないということなのです。」

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http://sportsillustrated.cnn.com/2003/soccer/09/30/bc.as.spt.soc.easttimor.ap/


2006年W杯の予備予選に、東ティモールが入っていないのは、
まだFIFAに加盟していないから、だったりするのでありましょう。



あと、他の記事ではポルトガル・サッカー協会も支援に動く云々も
あったりしましたが、やっぱりサッカーの記事を検索すると出てくる
のは、国連の支援で親善試合とか、そういったものが多いです。


はやく、サッカーオンリーの記事が出てくれると嬉しいのですが。


ま、俺的にやっぱり期待するのは、ポルトガルMEETSアセアンなサッカー。
どういうサッカーかよくわからんが、期待できるぞ。



タイガーカップ2006では、アジアン・お姉さま&お兄様と、
「東ティモールは不気味な存在っすよ」と、ヤイのヤイの騒げる
状況になってくれていることを祈っております。

はい。



...



 

 

 

 

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