東南アジアサッカー調査メモ...ogaoga2k

 

 

鹿島アントラーズ vs プルシジャ -ダブルショック - 2001年10月27日(土)

後編:

練習を見て目に付くのは、フランス国籍カメルーン人GK、
ンベンのカッチョよさと、ブラジル人DF、クラウディオ
のデカさです(187cm)↓。




ンベン・・うーむ、クロヒョウのようだ。こりゃ期待。
そして、このクラブの看板選手、20番のバンバンを
探す。思ったより小さいなぁ(170cm)↓。





練習を見ている限り、そんなド下手でもなさそうなので、
ちょいと期待。



そんで試合開始。

おお、3-5-2とか聞いていたが、4-4-2臭いぞ。
これまでテロサーサナを生で、マカッサルはTVで
観たが、これまでで一番しっかりと攻撃も出来てるぞ。
こりゃオモシロイ。
(つってもやっぱチョッと押されるけど。)

リガ・インドネシアをTVで観たように、やっぱりパス
よりもドリブルって感じで前に持っていくパターン。

前半は、鹿島の選手は”Jリーグならパス出すだろ”つー
感じの間合いだったみたいで、結構”ありゃ”って感じ
でリズムを狂わされている様にみえました。

前半でグレートだったのは、2番の左サイドでキャプ
テンのブディマン君(つってもベテラン)。素早い動き
で鹿島側を翻弄しておりました。鹿島の右サイド、名良
橋とぶつかるポジションだったので、抜きあいがナカナカ
エキサイティングでありました。


プルシジャは20番のバンバン、4番のアガスがボール
を持つと”攻撃モードっす!”となって鹿島側に突撃し
ていきます。でも、やっぱパスが通らないので、フィニ
ッシュまでにはナカナカ・・。惜しいけど。



一応、プルシジャのサポ(というかインドネシア人)も
応援に駆けつけております。チャンスになると、盛り上
がりますが、やっぱ”奇声を上げる”という形も再確認。
これ、インドネシアの応援のスタイルなのか?

(ちなみに、インドネシア人だとわかったのは、帰り道に
 ガラムの匂いとインドネシア語が聞こえてきたからであ
 ります。ちょっとだけ鹿島がリトル・ジャカルタ。)



そんな中、鹿島の1点目が入りました。

GKの横をボールがすり抜けた所、プルシジャのDFが
ゴールライン付近でなんとかクリア、、に見えたのです
が、線審の判定はゴール。

弾いたDFは1人で抗議に出ましたが、あっさりと
認めておりました。


まー、線審はマレーシア人なので、なんとかインドネシア
語とマレーシア語で会話はできたのでしょう。
いいな。元がマレー語って。



そこで前半終了。鹿島1−0プルシジャ。



まー、思ったよりいい試合してんなー。
と思い、飯を買いに行ったわけですが、やたら混んでい
て、カップヌードルにお湯を注いでもらっている間に、
後半開始。鹿島のアウグストが1点追加の2-0。

あーあ・・と思い、フタをして歩いていると
小規模な歓声が・・
「ただいまの得点はプルシジャ13番ブディ選手です。」

えぇぇー!!ショック!!
しかもお湯ヌルいじゃねーか。ダブルショック!
でも、鹿島2−1プルシジャ。
これからだ!と思い、気を取り直しヌルいカップヌードル
を食べつつ観戦。


うぅ・・GK、イマイチ安定しないなぁ。。
時々ファインな感じなのだが・・。

プルシジャ、ちょっと前線と守備の間が開いているから、
ちょっとドリブルで行くにはツライ(結構持っていけるけど)
し、パスはイマイチだからなぁ。



とか思っていると、やっぱ2点追加されて4−1。
プルシジャも最終的には1トップに出てみるものの・・


試合終了。鹿島4−1プルシジャ。
バンバンと交代したドニー君、ナカナカ切れがあって
よかったのにな。

おー、選手同士でユニの交換しているッ!
ウラヤマシイ。




そういや、リガ・インドネシアで観たガチンコ・ぶっ飛び
まくりサッカーじゃなかったなぁ・・と某氏に漏らすと、


「日本の選手は相手選手が寄ってきたら、パスを
出したり、寄せ付けない動きができるから・・

だから、もしプルシジャ同士が対戦したら。お互い
ドリブルの持ちあいでガチンコになっててもおかし
くないかもね。」



なーるほど!

また、某氏によるとプルシジャの得点は美しかったそうです。
ムキー!


鹿島、次はテロサーサナ(タイ)かSAAFC(シンガポール)。
多分テロサーサナだとは思うけど、また2時間かいな。
はぁあ。

でも、今年は最低あと1回東南アジアチームが見られるわけ
で、喜ばしい限りです。



つーわけで、次回の観戦記もきっと鹿島スタジアムから。
では!



...



 

 

 

 

もくじ
前の日記  次の日記




メール ホームへ