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清水エスパルスVSBECテロサーサナ -凹■凸 - 2001年04月06日(金)

BECテロササーナのメンバーがピッチに出てきたとき、
凸凹凹凹凹凹凹凹凹■凸ていうのがまず印象。

凸の一人目は、モチロンGKのパンサー・ミーサッタム。
でもう一人はFWのウォラウット・シーマッカ。とにかく
まわりが小柄なせいなのと、GKはゴール近くで練習して
いたので、シーマッカが目に付きます。

あとは、外国人選手のアデバヨ・ガデボ。タイの選手より
抜群に黒いのでイヤでも目が・・。


うーん、ボールタッチが上手い・・などと書きたいトコです
が、そんなもん僕に解かる訳ないのでナンですが、エスパル
スの選手たちが横一列になってアップしたりする練習を見る
と、「うーむ、秩序正しい練習・・日本だナァ・・」と感じて
しまいました。テロササーナの練習は、もうちょっとミニゲ
ーム&シュート練習、て具合。


で、試合開始。

エスパルス優勢!な感じだったんですが、フィリピン代表
みたいな、ボールに触れるのがヤットコサ、みたいな印象
は全くなかったです。

エスパルスの選手がボールを持ったとき時、DF、ドゥシット
・チャラムサーンが的確(かどうかはワカンナイけど)に、回
りの選手にポジションを指示して、あるていどスペースを潰
す、って感じ。一気にエスパルスの選手に抜かれっぱなし、
という状態じゃなくて、テロササーナのエリア内でボールが
回っている様な印象でありました。

ドゥシットの指示するその指先は、軍手?の白のせいで目立
つんですが、それが「司令塔」な感じでカッコイイんですわな。
で、相手の足元のボールを奪う→ドゥシット→シーマッカな
ラインで攻めるパターンを多く見ました。

このシーマッカ、体はデカイんですが、どうも空中戦が苦手
みたいで、競り合いのジャンプなんかは”ビヨーン”よりも
”ビョン”なタイミングと高さであります。彼は競り合う度に、
自分の後頭部をなでるクセがあります(笑)



前半17分、エスパルスのエリア内にいたDFウィッタヤー・
ナットーンにボールが渡ると、エスパルスのDF3人に囲まれ
つつも、スルスルとドリブルで持っていってシュート。

なんと、テロササーナが先制点を取ってしまいました。
よくあの状況でシュートまで行ったナァ・・お見事!



この時、日本平スタジアムには静寂・・。
勝ったかのようなテロサーサナのメンバーの喜び様・・。
になると思ったンですが、実際は、

・エスパルスサポの人
「なにやってんだか・・しょーがねぇなぁ、はやく点取れって
ば。」

・テロササーナのメンバー
「やったやった〜!ヨカッタヨカッタ」

な程度で、ノホホンとした雰囲気のテロササーナの先制で
ありました。



このあと試合は、GKのナイスセーブや、アデバヨ・ガデボの
”とりあえずどっか蹴っ飛ばせクリア”などで、エスパルスの
攻撃を押さえてましたが、結局前半終了のチョット前に1点エ
スパルスに返されて同点。

後半はシーマッカが交代し、もう1人のFWウィッティヤー・
ヨンエンも交代するんですが、交代するたびに平均身長が低
くなっていきます。まるで、ロシアのおもちゃにある、蓋を空け
たら小さいのがもう1個、状態でありました。



結局エスパルスは後半2点を追加して、3‐1でテロサーサナ
の負け。まー、でも、ボコボコにやられるんじゃないか、つー
タイのクラブの僕のイメージを見事に打ち破ってくれました。
やるじゃねーか!



気に入った選手は、やっぱヨハン・クライフばりの指示姿が
カッチョイイ、17番のドゥシットと、後半キレのあった6番の
アヌラック・シークーでした。


まー、タイの選手には今回のツアーで一番アウェイの雰囲気
を感じたのはドコ?って聞きたいですねぇ。

富士山?桜?応援?

僕的には、ミニモニ。じゃんけんぴょんのパルちゃんの踊り
か、S席でお新香を食べてた老夫婦の存在、だと思うんです
が・・。あ、試合前日に起きた、日本名物の地震かも。






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