トルネード淡路 - 2000年12月25日(月) ムスタファさんに教えてもらった本、 「スポーツで読むアジア」(著:平井 肇/世界思想社) が到着したので、購入して読んでみる。 フィリピンのボクシングやバスケ事情が、なかなか 調べてきたサッカー事情と繋がって面白い。 (米国人が、なんでフィリピンにスポーツを持ち込 んだか、とか。) あとは日本に比べてチットモ盛り上がらない、韓国高校 野球大会とかも面白いんだけど、今調べているマレーシ アについてあったんでチェック。 でも、その箇所はシンガポールについて。 じゃ、一応シンガポールの歴史や人種から要約。 (第4章 スポーツ小国ゆえの可能性/平井 肇) ---- 総人口の77%が中国系、マレー系が17%、インド系 が7%という構成のシンガポール。面積は、淡路島と同 じ位である。 都市として1819年、英国人が上陸したところから始 まる。1868年には英国直轄の植民地となり、英国人 が居住するようになる。 1942年には日本軍に占領されるが、日本が敗戦する と、シンガポールは再び英国の植民地に。だが、独立運 動が活発化し、1959年、英国は一定の自治権を認め る。 その後1963年、シンガポールはマレー連邦と合併し てマレーシアを結成するが、人種間の平等政策を取るシ ンガポール州政府は、マレー化・マレー人優遇政策をと る中央政府とは相容れず、1965年、連邦からの離脱 を余儀なくされたのである。 ---- フムフム。マレーシアについて以前前に書いてあった通 りのようなコトが。一応、港町&英国管理下ってトコで、 サッカー強豪の条件がアリというの感じ。 で、サッカー事情へ。 ---- 英国人がこの地に紹介し、長い歴史と人気があるスポー ツがサッカーである。しかし、国家代表・クラブともに 国際大会で良い成績を残していない。 80年代から90年代にかけて、東南アジア大会で2回 の準優勝があるが、最近は低迷気味である。 クラブチームは植民地時代からマレー半島では強豪で、 1965年の分離独立後も、マレーシア国内リーグに ゲストとして参加。だが、94年にマレーシアのリー グ戦とカップ戦に優勝したあと、シンガポールのクラ ブはマレーシアのリーグから追放された。 その結果、96年、8チームからなるシンガポール・ プロフェッショナル・リーグ(S−LEAGUE)が 発足した。99年には、12チームへと拡大している。 ---- うーむ・・。 栄光と追放な歴史・・。泣ける、泣けるぜ! ナニワ節な日本人には、ココロにグッとくるストーリ ーだ。この話で、日本酒5合は飲めるな。 「チキショウ!でも、己の力でリーグ造ったんだぜ!」 とかクダ巻きながら・・・。 仮に、淡路島にサッカークラブが出来て、ジャマイカ 人ばっかりのチーム構成になって、(多分、チーム名 はトルネード淡路。渦巻きだから。)チャンピオンシ ップも天皇杯も制したら、そりゃ日本人には面白くな いわな・・。(僕は多分応援するが。) でも、淡路島に12チームって・・。スターバックスみ たいに多いな。ホーム&アウェイがちょっとイマイチ燃 えなさそう。ま、でも”ウチはウチで楽しむんだ!”と いうノリが見えてステキだ。 頑張ってくれ、トルネード淡路、じゃなくてシンガポー ル! *今日の東南アジアサッカーの真実 ・マレーシアには、カップ戦とリーグ戦あり。 ・シンガポールも一時はMリーグに所属 ・シンガポールリーグ=Sリーグ *今日の疑問 ・植民地時代からクラブの強豪ってコトは、ずいぶん昔からリーグがあった? ・今も12チームなのか? PS1 こんな記事もちょっと発見。 http://www.jiji.com/edit/wappen/sportsalacarte/2000/1109.html (時事通信社/スポーツアラカルト) スターバックスじゃ、なくなっちゃうぞ。 PS2 カウント1000行きました。 一日平均20人くらいが訪れてくれているみたいで、 恥ずかしいやら、嬉しいやらです。 より精進して、見やすく、内容重視をココロがけます。ハイ。 (といっても、引用や下らないモノが多いのですが。) おがおが 2000/12/25 ...
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