2003年02月16日(日)
本を読む。
文章を読む事が好きだ。それは本を読むのも、ネットでPCの画面を通して読むのも。 マイノリティリポート(映画)見たいに極薄スクリーンでニュースが摩り替わっていくのも便利だと思う。 けど、だけど。 紙が寄り集まって1つの「本」と言うものを構成する、実物が無くなるのは絶えられないんじゃないかと思う。 掌にちょっと余るくらいのモバイルで文章が読めるのは、そりゃ家に本が溢れ返る事もなく良いのかもしれない。 だけどさ。 目に見えて、手で触って質感があって1枚1枚紙を捲っていく行為が「読書」なんじゃないかとフと考えた。文章を読む事に興味を示さない人には何それとか言われてしまいそうなドウデモ良い事なのかも知れない。 私はそれはイヤダと思う。 筆者が幾らワープロやパソコンで作品を作っていたとしても、一冊一冊が其々作品だと思うから。 こう思うのは、私が本の帯びや装丁によっても選ぶ基準にするからかも知れない。 |