まっすぅのトト日記

2005年10月19日(水) 「イン・ハー・シューズ」

久々の試写会。

よかった☆
ベストセラーの映画化なんだって。

対照的な姉妹で、お互いにどこか嫌悪感を持ちながらも
なくてはならない存在になっていて

妹が姉に本当にひどいことをしてしまうんだけど
それでも姉は許してしまう。

私にも仲良しの姉がいて、なんでも話す友達みたいな関係だけど
あんなことされたら耐えられない。
仲がいいだけに人間不信になりそう。
でもやっぱり姉妹だから、元通りに仲良くできるのかな。

完全に許すことはできないんじゃないのかなぁ
どこかでやっぱりひっかかって付き合っていくことになるんじゃないかな
忘れない限り(「忘却は許すこと」?)

e.e.カミングスの詩「失われたもの」を読んで
妹が失った大事な愛に気づいて
姉も葛藤して苦しむんだけど
疎遠だった祖母の存在で二人はまた繋がっていく、家族愛でした。


難読症だった妹が最後に朗読する「愛」の詩が素敵だったので。

『あなたの心と共に 私の心を重ねて 決して離れることなく
私が行く所 あなたも共に

私のすることはあなたのすること いとしい人 

運命など恐れない あなたが私の運命だから

世界など欲しくない あなたが私の美しい世界だから

誰も知らない深淵なる秘密 起源の中の起源 未来の中の未来

大空に育ちゆく人生という木 魂の飛翔 理性の畏れより早く枝を延ばす 

空に星がきらめく神秘のように
あなたの心と共に 私の心を重ねて…』

イン・ハー・シューズ
「in her shoes」には「彼女の身になる」っていう意味もあるそうです。


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