まっすぅのトト日記

2005年03月27日(日) 「ラストサムライ」

観た人の評判がとってもよいものだったので
少し期待して観てしまいました
周りがあまりにいい評判なもんで
私は「よかった!」って思わなかったらどうしよう、なんて思ったりしつつ・・・

結構長かったと思うけどそれは感じないほどで
話の流れもスムーズだし観易かったかな
ハリウッド映画にしてはきちんとした日本を描いているし
映像とかはちゃんとハリウッドでちゃちくなく
「よかった!」とまでは思わなかったけど、よかったです

やっぱりこの映画は渡辺謙だね
日本人だからって思ってみてる部分もあるかもしれないけど
トムに全然負けてない、存在感がすごい
ハリウッドでやっていけるのがわかった気がする
ラストシーンとかすごい迫力です

トムは主役なんだけど脇を光らせるなにかがありますね、やっぱり
背も渡辺謙よりも低かったせいか
存在感ともに完璧に主役はケン・ワタナベになっちゃってたけど
それも自然でいいカンジに主役してました

真田広之はリキみすぎちゃってる感じがしないでもない
ちょっと「アビエイター」のレオくんっぽくて、一人がんばっちゃってる?
そうゆう役だったのかもしれないけど
見てて肩凝るカンジがしちゃった

歴史の出来事につっこんでもしょうがないけども・・・

"お上"のために侍でい続けるっていう理由に矛盾を感じてしまった
何かが変わるときってこういうことがあるとは思うけど
もう侍としての自分のポリシーだけを貫いて、列車を襲ったりしてるのって
なんかちょっと応援できず

侍として散っていくっていうのも自己満足な気がしたりして
残された人のことを考えてないなーって
それが昔の人の美徳だったりするんだと思うけど
改めて侍ってすごいって思った(ある意味)

だからっていって侍を全滅させるほどに攻撃する
新政府もどうかと思うし
邪魔者は消す的な方法は乱暴でキライデス

それにしてもなんであんなに英語がペラペラなの?
あの時代、しかも反新政府なのだから、外国人との接触はなさそうなのに
いろいろ勉強してて頭のいい、すんごい人ってことで
ヨシとすべきところなのかな。。。

ラストサムライ


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