おかんが行きたがってたので試写会に応募してみたら 当たってしまったので、一緒に行ってきました
結構前から話題になってたし、それなりにいいんだろうなーって思ってたら なんてことはない「サユリ映画」になってました
明治維新のころ、北海道に移住をさせられたサムライたちが 頑張って開拓していくんだけど ところが改革で「藩」がなくなってしまって、待ってた殿様も来ないことになってしまう けどその土地に留まるしかなくなってしまった人々の、苦労のお話
大変だったのは実話なんだもんね 最初のほうまでは普通に観てたんだけど・・・
五年後にとんでから、なんじゃこりゃ?ってカンジです
2時間48分のわりには長さは感じなかったけど、ものすごく中途半端なカンジ ストーリーが小百合仕様になってる気がしました
だって、あんなに強くて真面目で、旦那の裏切りに怒りもしない それでいて清楚でいうことなしの女なんて、面白くないよ そんなの小百合用の役としか思えない
同じように戦争時に土地を再生して、、、って話なら「風と共に去りぬ」の スカーレットのほうが、よっぽど人間味があるよね 時にはズルかったりするし、欲もあるし、そのほうが普通な気がする
出てくる周りの男の人は時代に流されていて一見情けないんだけど それは決して屈しない小百合を引き立たせるため?って思えてくるくらい ひとりが正義しちゃってます
試写会場は見事に年齢層高かったんだけど 少数の若者からは「吉永小百合のための映画??」って意見があった 私も同感っす
まともに小百合映画を観たのは初めてだったけど びっくりするほど演技はダメなんだね〜、キレイだけど。 どんな場面も同じ表情で、同じ口調・・・ サユリストはそれでもいいのか?
北の零年
|