ビー玉日記
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2005年03月12日(土)  映画三昧

DVD感想。(ネタばれあります)

The Prince & Me(プリティガール)
なんか。不満。
普通にハッピーエンドなのを期待していたので。
(何も考えずに幸福な気分になれるものを見たくて買ったから不満なわけで、出来が悪いとか俳優が悪いとかそういうことではない。)
追いかけるならそれくらい覚悟しておけ、って思うの。
覚悟ができていないのに追いかけていってしまうのは不幸のもとです。
やってみたらやっぱり無理でした、っていうことが許されるような世界じゃないでしょう。
主人公よりも女王の気持ちを考えると「ええーっ」ってがっかりしてしまいました。
主人公の気持ちもわからないわけじゃないし、私も状況に流されて判断したことを土壇場でひっくり返したりしたことがあるからこのストーリーに対してどうこう言えないんだけど。

Kissingジェシカ
これもなんか選択失敗しちゃったなと……。
悪い映画じゃないんだけど、これも主人公の身勝手さというか優柔不断で都合がよすぎるところにいらいらした。
まあようするに、自分自身の嫌いなところを見てるように思えるから不満なんだろう。
たぶん違う気分の時に見たらそれなりに満足できると思う。

アンの結婚
こんなに戦争映画っぽいとは思わなかったけど、まずまずおもしろかった。
やっぱりアンを見るなら夢見てる子どもの頃の方がいいかな。
大人になるとずるい人が多かったり、現実は厳しかったりして、悲しくなる。

ニコライとアレクサンドラ
ロシア最後の皇帝の最後を描く歴史映画。
途中で休憩が入るくらい長い映画だったけど、興味深い話だった。
皇帝を一人の人間として見ると最後は悲劇としかいいようがないけれど、その結末に至るだけの政治を行ってしまったのだから仕方ないといえば仕方ない。
生まれてくる家は選べない、というのは残酷なことだと思う。
皇帝が国情を見極めずプライドや意地で頑固に戦争にこだわったことが結果的に革命の引き金になったわけだけど、それがなんかイラクの戦争のことと重なって見えた。


これだけ見ても満足がいかず(贅沢)、秘蔵のお気に入りDVD、「Love Actually」と「点子ちゃんとアントン」を見て終了。
やっぱ文句なくハッピーエンドのものが見たかった。これで満足。


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