ビー玉日記
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2005年01月02日(日)  初詣

初詣も両親とでかけました。
昨日までは「どっか遠くまで行ってみる?」とか「新しい神社を開拓しよう」とか言っていたのに、いざ当日になると面倒になって、いつもどおり近所の天神様にお出かけとなった。
相変わらず出不精な我が家である。

一応、着物も着ました。
母の大島紬。
大島紬を着るのは初めて。
実は私、この光沢とすべすべ感から、子どもの頃から「この着物はテーブルクロスの生地と同じで水を弾く洗える着物だ」と思っていた。
違いのわからない女です。
着物のいいところは、母のであれ祖母のものであれ、世代を越えて着られることです。

お参りしてご飯食べて家に帰るだけなのでお太鼓の出来がが少々変だったが「ま、上から羽織を着るから見えないし、いいよ」と出かけた。
ところが神社の鳥居をくぐるのに並んでいたら、写真館を見た父上が突如「お前写真ちゃんと撮ってもらうか」と言い出し、お参り後に撮影を行うことになった。
見合い写真か……とほ。
しかし、写真をとるうち、「お正月ですからご一緒にどうぞ」と油断していた父母も一緒に入ることになり、今度は父が慌てた。
普段着のセーターとパンツで(さすがに変なダサい靴を履いていなかったのだけが救い)、写真屋さんの正面に貼ってあるような一張羅の張り切ったお父さんには到底なりえない。
この計画性のなさが我が家である。

帰りに父が「教訓の入ってるカレンダーがほしいな」とまた突然言い出し、本屋とか雑貨屋を見たけど、今更それほどカレンダーが残っているわけもなく、なかなか見当たらない。
祖父の家のトイレにあった日めくりカレンダーを懐かしんだのかと思われる。
ようやく本屋で見つけたのは、相田みつをの日めくりカレンダー。
しかし、我が家で毎日律儀にカレンダーをちぎる人がいるとはとても思えなかった。
(田舎の祖父の家に行くと、朝私がトイレに行く時には既にその日のカレンダーになっていたものだが)
「毎日ちゃんとめくるの?」
「……うーん。やっぱりやめるか。面倒だな」
この適当さが我が家である。

あ、そうそう。
一年ぶりに弟にも再会した。
姉弟というものは、そのように縁遠いものです。
昨日既に初売りだったそうで、今日も仕事で一泊しただけで帰って行きました。
お店で働くって大変だなあ。


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