ビー玉日記
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2004年12月29日(水)  年末は「第九」

るなさんのご招待で「第九」を聴きにいきました。
やはり年の瀬は「第九」です。

この曲を聴くとどうしてもいろんなことを思い出してしまう。
ラジオから流れる「第九」を口ずさみながら腕まくりして大掃除した時もあった。
恩師のお葬式が「第九」の本番と重なって、心の中で手を合わせながらステージに上がったこともあった。
12月は、その年のことだけでなく、過去のいろんなことを思い出す月。
「第九」はそのきっかけをつくってくれる一曲。

今回、ステージ後ろのマニアックな席をリクエストしてとってもらい、演奏者の気分で指揮者と向かい合って鑑賞することができた。
(ありがとう、友よ)
でも自分が演奏者だったら、背後から見られているのは手の内を見られるみたいでイヤだろうな……。
(最近、過去の自分の演奏のビデオを見たら、ティンパニの後ろで足開いてるのが見えていて今更恥ずかしかったし)

「第九」の4楽章ってなんか感動してしまう。
ベートーベン、やるなあ、って感じ。(何者?)
自分が演奏者だった時は「こんな派手な(しかも長い)曲で出番これだけかよ」って内心不満だったけど、今となってはそれもまた若気の至りでよい思い出だ。
「第九」もさることながら、アンコールの「蛍の光」の演出がまた凝っていて、ステキでした。


余談:
このコンサート会場で、しばらく会っていなかった学生オケの後輩に再会した。
彼女は仕事で会場に来ていて、休憩時間にロビーで声をかけられて、お互いにビックリ。
今月はいろんな人との再会があって、印象深い月となりました。


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