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2004年06月16日(水) 魅惑のスパイス 辛いものって、一切ダメだったんだよね。 子供の頃の私。 バーモントカレーの甘口を、辛さのあまり泣きながら食べてた。 (その横で弟は大人と同じインドカリー辛口を平らげていた) 「カレーの王子様にしてよ」と泣きながら訴えたら、却下された。 カレーライスが子供の好きなメニューNo1だなんてまったく理解できなかった。 ハヤシライスの方がうまいじゃん、って思ってた。 年とともに少しずつ慣れて多少は食べられるようになっても、辛いものは苦手だった。 大学の先輩の結婚式の二次会がタイ料理だった時は、涙と鼻水で完食なんかとても無理だった。 そう、あの頃までは確実に苦手だった。 その私が韓国料理にはまる日がくるなんて、一体誰が想像しただろう。 会社の近くの韓国料理の店に同じ部署の人たちと出かけた。 ランチで来た時、私はここの「ユッケジャンうどん」に惚れた。 スープが鼻水が止まらないくらい辛いのに、辛い中にもちゃんと味があることに感動した。 今度は夜に来ましょうね、と言っていたのをようやく実行に移したわけだ。 キムチは、正直言って苦手だったんだ。(生のニンニクが苦手) でも、今日は結構食べちゃった。 しびれた舌をクールダウンさせるお酒の助けは必要だったけどね。 そして、本日のメインディッシュは、蟹チゲ。 蟹のだしがいっぱい出てて、シーフードな感じのスープが喉ごしに刺激的。 最後はうどんを投入。 これがまた、たぶん半分冷麺の材料が混ざった透明な麺で、噛み応えがあって、硬め好きな私の好みの麺なわけで。 大満足な夜でした。 そもそも私が辛口の食べ物を食することができるようになったのは、5、6年前に泣きながら食べた「四川チャーハン」がきっかけだった。 あれを食して以来の劇的な味覚の変化に自分自身が一番驚いている。 |
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