ビー玉日記 | きのう もくじ あした |
2004年05月29日(土) laugh and cry with happiness 結婚が決まった友達の彼(アメリカ人)との初顔合わせ。 彼女の友人である私たちと、彼女のお母さんのお友だち数名、彼女のお兄さん夫婦、と彼女のお兄さんと彼以外は全員女性というにぎやかな集まりとなった。 初めは彼のことをいろいろ聞いたり、プレゼントを贈ったり、彼女に同時通訳をしてもらいながら大騒ぎだったお母様方が、何の拍子にか急に一斉に涙ぐんでハンカチを目尻に当てて黙り込んだ。 私は、話す雰囲気や笑顔の質から彼がナイスガイだということはすぐにわかったし、彼と彼女の様子を見て彼女が確実に幸せをつかんだことを実感して、心底よかったなあと思った。 それはたぶんその場にいた人たち全て同じ心境だったと思う。 この文章を読む人には「そんなこと言って、ホントは人の幸せに嫉妬したりしたんじゃないの?」と思われるかもしれないし、たぶん自分が人の書いた文にこんな行を見つけたらきっとそう思うだろう。 だけど本当に純粋に彼女の幸せがうれしかった。 逆に自分が祝福される立場だったとしたら、今日ほど幸福を実感できないんじゃないかと思うくらいに。 めちゃめちゃ食べて、飲んで、笑って、たくさん写真を撮った。 お店にはちょっと迷惑な客だったかもしれないけど、今日は無礼講ということで。 帰りがけに彼女のお母さんにご挨拶をして話をしていたら、それまでもらい泣きもせずに済んでいたのに、危うくホントに泣きそうになった。 やっぱり世界で一番娘の幸福を喜んでいるのは母親だと思う。 うちの母は最近気を使っているのか何も言わなくなったけど、早く私が結婚して子供を生むことを熱望していることは知っている。 親不孝で申し訳ないけど、まだまだ先の話らしい。 とりあえず長生きしといてください。 そのうちどっかで手を打つことも考えておくよ。(ホントか?) めっちゃ話がそれたけど、そんなわけで私にとっても生涯の中でベスト10にランクインできるくらい幸福な場面に立ち会うことができたことがうれしい。 迷ったり立ち止まったり遠回りをすることはあっても、すべての道はきっとどこかに通じている。 そう信じられた。 今日の晴れた空を忘れないように心に刻みつけておこう。 誰かが幸せになるって、いいね。 |
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