ビー玉日記 | きのう もくじ あした |
2004年05月10日(月) 目指せ居留守の達人 先週末に会社を出る時、「週明けに片付ければいっか」と思った机の上のファイル待ちやら精算処理やらの書類の山が、今日も一日そのままだった。 それどころか帰る頃にはますますとっ散らかっていた。 私の頭の中そのものの混雑状況。 そんな、月曜日。 今日の午前中じゅうにやってお昼には提出するはずだった資料が提出できないまま、結局残業時間に突入。 もともと連休前に提出できず、更に先週中に提出すべきだったのを上の了承がとれないことを理由に期限を最大限まで延ばしてもらった、という経緯がある。 上からの修正要請を受け、必死にラストスパートかけてたら、提出先の会社から電話が入った。 「森崎さん、○○さんから電話だけど……」 ひいぃ。大ピンチ。 かくなる上は、やむをえない。 「いないことにしてください!」 居留守ガード。使ってしまった。 単に相手に申し訳なさ過ぎて、再び謝る勇気がなかっただけ。 その後は電話がなる度、びくびくする。 ○○さんも、私のせいで残業になっちゃってるんだろうな。 ごめんなさい。ごめんなさい。 (そんなに度胸がないんだったら使うなよ、という卑怯な手段である) 提出した後、一息ついていたら、上司が 「虫も殺さないような森崎さんが、居留守を使うまでになるなんてねえ」 とニヤニヤ。 (その表現もどうかと思う……) 「私自身が居留守を使うのはさすがにまだ無理ですが、人に言ってもらうならいくらでも」 他人の居留守を告げるのも上手にはできないのに、自分でしらっと「森崎は席をはずしております」と他人のフリして言うところまでは到達しない。 (前の職場ではそれが上手い人がいた) 本当に電話では、動揺すると、変なこと言っちゃうわ、敬語はめちゃくちゃになるわ、ひどいものだ。 自分がかけてる側なのに「折り返します」っておかしい。 よく準備もせずに電話をかけて、当然きかれるべきことをきかれて、あわててその資料を探すのも。 留守電にメッセージを残すのも緊張して、要件だけ言えばいいのに前置きを入れちゃうのも。 もともと電話嫌いなので、普通に電話に出れるようになっただけでも自分の中ではものすごい進歩なんだけど、周囲からすると「何年会社勤めやってんだよ」って感じなんだろうなあ。 心の動揺を表さずに電話応対ができるようになるのはいつの日か。 自分で居留守ができるようになれば一人前なのになあ。 ……でもそれって目指す方向が間違ってる? |
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