ビー玉日記 | きのう もくじ あした |
2004年05月02日(日) 野に咲く花 河川敷でバーベキュー。 (やっぱり他にデートの申込みはいただけなかった。などと言ったら失笑をかうだけなので黙っていたが) 昨日は日差しが強かったので暑いと思ってたら、今日は一転して寒いくらい涼しかった。 食べ終わる頃なんか冷え切っちゃって、残りの炭火で暖をとる始末。 用の済んだバーベキューセットは炭櫃状態。 いや、じじばばが増えたの。 娘の退屈しのぎに母子で川の側まで歩いて行った友人が戻ってきた時、近くで遊んでいた兄弟がくれたという花束を手に持っていた。 そのあたりで咲いていた花を摘んだものなんだけど、シロツメクサはいいとして、他の大多数の花は、貧乏草だった。 「うわ、それ、貧乏草じゃん」 「絶対持って帰ってね、って言われたんだけど」 「うーん。貧しくなるよォ」 「何その花、名前あるの?」 「貧乏草、っていうよね?」 「いういうー」 貧乏草、というものの本当の名前は知らない。 コスモスかマーガレットの小型版みたいな形の花なんだけど、子供の頃「それは貧乏になるからとっちゃだめ」と母に言われた。 そう聞くとかわいい花もたちまち貧相に見えるから不思議だ。 公園でも街路樹の間にでも、どこにでも生えている。 たぶん関東近郊で育つ子供が一番目にする機会が多いのはこの花だ。 何が根拠で貧乏になるんだかはわからないけど、生命力が強そうだから、家で育てたらたちまち増えて他の植物が育たない、とかそういう由来なのかもしれない。 アスファルトの隙間にだって生えるからね。 ……こう書いてるうちに、この花が自分自身に似ているように感じられてきたが、いかん。貧しくなってる場合じゃない。 ところで、花をプレゼントされた2歳の女の子は、最近保育園に新入生が入ってきたため、おねえさん、という自覚が芽生えたそうだ。 そこで、こんな問答が。 第1問「ママは?」 回答「おとな」 第2問「○○ちゃんは?(自分のこと)」 回答「おねえさん」 第3問「父ちゃんは?」 回答「こどもー」 正解です。偉い! 子供はなんでも知っている。 |
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