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2003年09月10日(水) 危険な旅路の予感 上司が私の海外出張に際してサポートをお願いしていた現地赴任中の方の返答は、 「わかりました。私にできることはいたします。だけど私の英語もあやしいものですが……」 って。 あなたが英語ができないなんて言ってしまったら、とりあえず私の英語は「ABCが言えます」(日本語で言うなら「あいうえおが言えます」)ってレベルでしかないから! 正しい英語をしゃべることで有名な方が何をおっしゃいますことやら。 初の海外出張のミッションは、スペインのバルセロナで行われる会議に出席することです。 実は私、スペインには行ったことないんだよね。 今までヨーロッパ周遊型のツアーには2回参加したんだけど、どっちもスペインは入っていなかった。 行ったことのある知人から聞いたイメージだと、ちょっと盗みの手口も荒っぽくて、キケン、って感じ。 上司にそんな不安と、工場(会議の会場は工場)は大抵郊外にあるので空港からの交通の便についての疑問をぶつけてみたら、タクシーしかないって言う。 「海外でタクシーって、あんまり使いたくないですよね。白タクかもしれないし」 「いや、基本的に白タクしかないと思うよ」 「ええっ」 「乗る前に料金を交渉してから乗るんだよ」 「そうですか……」←ショック。 「そういえば昔、僕の同僚で、向こうでパスポートも財布も取られちゃって、大使館で金借りたやつがいたなあ」 「ええーっ。……私、帰ってこられなくなったら、あとよろしくお願いしますぅ」←半泣き。 部署のホームページのネタ探しに、海外危険地域情報のサイト(外務省)を見てたら、「スペインで首絞め強盗」の記事発見。 なんでも、ターゲットを大勢でとりかこんでしまい、首をしめられて気を失ってる間に荷物が奪われる、というありえないくらい荒っぽい手口らしい。 かなり危険じゃないかぁ。 私も見知らぬ国で首絞められて、帰れなくなるのね。 さよなら、ニッポン。 |
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