ビー玉日記
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2003年07月17日(木)  シンクロを見て。

世界水泳のシンクロナイズドスイミング・ソロの決勝をテレビでやっていたので思わず見入ってしまった。

スポーツの世界って本当に厳しい。
ここに来るまでに、どれほどの努力をしたんだろう。
努力のドもしない私がそんなの感じるのも変だけど、見てたらちょっとだけ泣けた。

メダルがどうこうよりも、演技の後に自分の持つものを全て出し切ったって顔をする選手の目を見ると素で「すげえ」って思う。
目といえば、演技している最中もすごくいい目をしてる。
勝負に賭けている目。だけど、楽しんでやっている、って目。

演技前と演技中と演技の後で表情がまったく違っていて、そのギャップがまたイイ。
試合直前までは勝負師の厳しい表情、演技中は曲の中に入り込んでそれを演じて、それが終わると無邪気に笑う。
短時間の間にそんなのが見られるのが、スゴイ。

何か一つの目標に向かっていく人っていうのは強い。
いつもこういうスポーツを見てると、これで極めても、その後(選手じゃなくなった後)どうなるんだろう、なんて考えたりしてたけど、間違ってた。
世界のトップクラスまで極めた人たちっていうのは、それだけで強みになる。
たとえばその世界でなくても、何をしても生きていける強さをもっている。
そんな気がする。


あ、それで今日一番すごいなあと思ったのは、ソロで優勝したフランスのデデューさん(この人はなんと鼻の金具をつけてない!)と、日本の立花さん。
どんだけのプレッシャーと戦ってたんだろうって思うとこっちの方が怖くなるよ。


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