ビー玉日記
きのう  もくじ  あした

2003年03月09日(日)  Make me happy

また朝方まで夜更かししてしまったので、早起きのはずが午後遅くに目覚めることに。
来週、踊りの試験なのでいい加減お尻に火がついている状態。
夕方図書館にいって資料を物色し(今更……)、物資調達に隣の駅まで買い物に出かける。

必要なものを買ったあと、月末の結婚式の服を考えるのにファッションチェック、とストロベリーフィールドに行こうとしたら、ばったり一つ年下のイトコと会ってしまった。
……そう、まさに、「会ってしまった」なのだ。

はっきり言って服を見ること自体気がとがめるくらい、踊りの勉強をしなくてはいけない受験生の私。
早く帰って資料の整理と読書と持ち物のチェックをしなくては、と思っていたのに。

なぜか彼はいつもバッドタイミングをはずさない。
私が体調を崩している時とか、翌日に大事な用がある時とか、そういう時に限って遭遇することになる。しかも夜。
おまけに最近の彼はあんまり楽しいニュースを持ってこないのだ。

適当に立ち話して帰ろうと思う私に、彼は言った。
「実は別れたんだよ」
「は? 離婚したってこと?」
「そう。ちょっとご飯でもどう?」
がーん。そんな切り札を持ち出されたら帰るに帰れないじゃないか。

仕方なく食事に付き合うことにする。
「いやー、離婚してから、みんな誘っても遠慮して付き合ってくれないんだよね」
そりゃあそうさ。楽しい話じゃないもん。

イトコに連れていかれた店は、私も知ってるチェーンの居酒屋だけど、高いビルの上で、景色が素晴らしくよかった。
こんなところがあったなんて全然知らなかった。
こりゃあデートにいいよねえ。
今度会社帰りに誰かと二人で……なんてことがあったら来てみようかな、とか思ってたら。
「しまった。ここはかみさんと初めてデートで来た店なんだ」
……やめとこう。絶対好きな人と二人では来ないでおこう。

あと2時間近く、彼の愚痴を聞いてあげた。
途中で何度か話題を変えてみたりもしたけど、結局何かのキーワードがきっかけで元奥さんの話になってしまう。
っていうか、どう考えてもその女最悪だから。
最初からわかってたけど。
彼の好みは「甘える女」「自分についてくる女」らしい。
その時点で間違ってるし。

帰る頃には彼はすっきりした顔をしていたが、こっちはげんなり。
おまけに夜見た「アリー・マクビール」の展開も最悪で、アリーがうまくいきかけてた彼氏としばらく距離をおくことになってしまった。
ビクター、いい感じだったのに。
頼む、アリー。おとなしく幸せになってくれ。はあー。


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