ビー玉日記
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2002年07月14日(日)  我が身の呪い

夜中に寝苦しさに目が覚めた。
窓を開けようと起きあがる。

窓の手前に、金曜に使ったスチームアイロンがあった。
熱は冷めていたものの中の水を出しきらなくてはならず、しまわずにそこに置いていたのだ。

よくウチの母が「あんたの部屋は障害物競争ね」と言う。
自慢にもならないが、私はモノを床に置いて散らかす方で、それを器用に避けて歩くことができる。

この時もすっかりアイロンをちゃんとまたぎ越して足を置いたつもりだったが、寝ぼけていたのか目測を誤ったのか、立てて置いていたアイロンの先に思いきり左の足の指をぶつけてしまった。

よく足をぶつける方なので一瞬「あ、しまった」くらいに思ったものの、あまりの痛みに指の様子を見ると、暗い中でもはっきりと流血の事態になっていることがわかった。

血には弱い。
血を見ただけで「大変なことになった」と思う。

しかもこの痛みはかつてコドモの頃にやはり不注意でツメをはがすことになった時に似ている。
出血の量が意外に多く、正確な患部が把握できない。
やはりツメな気がする。実際ツメのあたりが痛い。
私のかわいいツメをひっこぬいた悪魔のような医者を思い出して、恐怖を覚える。
絶対医者には行くもんか。行ったら抜かれるに決まってる。

夜中に一人で痛みと出血に耐える自分の姿を客観的に考えると、情けなくて泣けてくる。
寝る前にアイロンを片付けておけばよかった。
そんなことを今更思ったところで後の祭。

大量にマキロンをぶっかけて、再び布団に横になる。


朝になって、シャワーできれいに傷口を洗い流しよく観察すると、傷口はツメの手前を切っていたに過ぎなかった。危ない危ない。
けれどズキズキ痛んでツメがあたるような靴は履けない。
2つあった予定のうち、一つをキャンセルする。長時間歩き回るのはきつい。

サンダルだと患部を押さえつけたりしないので大丈夫だとわかり、サンダルを履いて出かける。
しかしその分無防備なので、人ごみの中で絶対に踏まれてはなるまいと、常に左を車道側にして歩く。

そこまで気をつけといて、自ら話に夢中になり、テーブルの脚にぶつけて再出血させる。
……最悪。


もしかして私の足は何かに呪われてるんじゃ……?


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