ビー玉日記
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2002年06月29日(土)  ボーダーライン

世の中には、境界線ってモノが存在する。
これを知ってるか知らないか、または本能的に感じるか感じないか、越えるか越えないかで、その人の人生が変わってくる。

境界線で区切られるのは、生きるためのルールが違う世界。
ここからここまでは一般人の立ち入りは自由だけど、この先は関係者以外立ち入り禁止、というような場所というのは、東京にはたくさん存在する。(他の土地であっても同じ)
一つ路地をはさんだ向こうは行ってはいけないところ、ここは行ってもいいけど○×には気をつけなくてはいけない、そういうことを知らないと、一歩間違えたら今までと違う生活を送ることになる。

都内であってもよく知らない街に行くとうっかりそういうところに迷い込んでしまってドキッとすることがある。
まして他の土地から来た人が、知らないうちにその境界線を踏み越えてしまうのはよくあること。
東京に長く住んでいる人なら決して行かないところに平気で行ったり、知っていたら警戒するはずの甘い言葉に乗ってしまったり。

だけど、境界線を越えた先が、その人にとって居心地のいい場所だとしたら、その人は元々そっちの世界の方が向いていたということなんだろう。

人の人生なんて紙一重で変わっちゃうんだ。
だから知らない土地に行くのは好奇心もあるけど、こわい。
とにかく、そういう境界線があるってことだけは知っておくことだ。

知らないから教えてほしいと言われたらもちろん教えもするけれど、そういうものを嗅ぎ分けるチカラとか、おかしいと思ったらちゃんと元の世界に戻ってくるチカラなんかは自分で身につけるしかない。
それが生きていくためのチカラじゃないか、と最近思う。


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