ビー玉日記
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2002年01月05日(土)  家族会議

この休み中、久々に家族4人で話をした。
弟は店で働いているので正月休みがない。
翌日も仕事だけど、とりあえず一晩実家に帰ってきた。

弟には結婚を考えている彼女がいる。
去年の正月、家に連れてきたので、私も面識がある。
その彼女が年末に来た時に背中に入れたタトゥーを父が偶然目撃したとかで、両親は彼女が実はその筋の関係の人ではないかと密かに心配していたらしい。
もちろんその関係ではなくても、刺青など言語道断、という口調である。

弟は彼女がタトゥーを入れると言った時、別に反対もせず、どうせ入れるのであれば、と自分が(仕事の付き合いで)よく知っているお店を紹介したのだという。
父、それを聞いて更に怒る。

確かに昔ながらの「刺青」として考えればそう思ってもおかしくないけれど、今はファッションでタトゥーを入れる時代。
そんなの別に普通だよ、という私と弟。

それに対し、九州男児、頑固一徹の父は、「るう子が刺青なんかしたら勘当だ」と言い放つ。
それには私も思わず苦笑。
刺青をしたら勘当なのか。覚えておこう。

「けどさー、例えば私が刺青をしたとして、そしたらそれだけで私の人格とか否定されちゃうわけ?」
「う……」
「ピアスとかする感覚でやってるんだから、そんなの別に問題じゃないと思うけど」(私はピアスの穴を開けてたことがある。今は埋まってしまったが)
言葉に詰まる父。
まったく感情論でしかないんだもんなー。

「大丈夫、あと2年もしなよ。ともかく早く結婚しろ、って言うからさー」
と私が弟に言うと、「あんたの問題とは別」と両親。
なんだ、そりゃ。

しかも、議題は私の結婚問題に飛び火。
「黒だけは連れてくるな」という父。
これには私も弟も「そんな差別発言、外でしないでよ」と厳重注意。
困ったもんである。

でも、昔だったら、ただワケもわからず殴られてわーって泣いて終わりだったなあと思うと、ウチの家族もお互いに年をとったというか、大人になったなあと思うのだ。
父は逆上しやすく、逆上するともう力ずくで言う事を聞かせることしか知らないから、私などは何度殴られたか知らない。
そういう父が私は正直苦手だったし生理的に受け付けられなかった時期もあった。
恐怖心とか嫌悪感が薄れて普通に話せるようになったのはごく最近のことである。
弟も割と父に近く、人の話を聞かずに逆上するタイプなので、以前だったら途中で席を立ってしまっただろう。

母もしみじみと、「今日はあんたたちも大人になったんだなあと思ったわよ」と言っていた。
ある程度距離を置いて暮らすのも、家庭円満の秘訣だろう。


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