ビー玉日記
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2001年12月26日(水)  昔とった杵柄

一番最初の職場は印刷会社だった。
忙しくてこき使われて、そのくせ儲けがなく給料が少ない。
一応私はDTPのオペレーターで(デザイナーというほどデザインはしていない)仕事は好きな方だったが、自分のデザイン力の限界もわかっていたし、これを生涯の仕事にしていけるかと聞かれれば、迷わず「NO」と答えると感じていた。
もちろん印刷会社もピンキリだろうが、その会社にいる限り、この業界にいてはずっとこのまま働きづめだろうと思い、辞めた。

派遣会社に登録してからもDTPの仕事を紹介されることはあったが、当然残業がツキモノなので受けたことはない。
モノを作る仕事は本気で好きじゃなきゃできないのである。

データをいじることはかなり勉強になったものの、印刷の知識は他では役に立つことはないだろうと思っていた。

ところが。
近頃与えられた仕事は、マニュアルやリーフレットを作ること。
いろいろ作りたいものがたまっているので、私にやってほしい、と言われた。
実際に仕事にとりかかって、レイアウトを考えたり体裁を整えたりしてると、以前やっていたことが頭の中にどんどん蘇ってくる。
この間は久しぶりに台割(印刷する時に使うページ割の表)まで書いてしまった。
こんなこと、普通の人(印刷業界に関わったことない人)はやらないよなー。

親にもらった年賀状の仕事なんかをしてても思うんだけど、挨拶状の基本や宛名の配置の基本なんかもあの会社で身につけたから信頼して任せてもらえるのだ。

ホント、人生無駄なことなんて何もないんだなあとしみじみ感じる。


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