ビー玉日記
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2001年10月19日(金)  音楽のもつチカラ

「ブラス!」を見る。

イギリスの炭坑の街のブラスバンドの話。
廃坑、失業、一家離散の危機、失望。
物語全体にたちこめる暗い空気は拭い去れないけど、音楽が気分を軽くしてくれる。

私も音楽をやってたからわかるなあと思って笑えたのは、ユーフォニウム奏者が「トランペット」と言われて「ユーフォニウムだ」と言い直すとこ。
よくあるんだ、これが。
楽器に詳しくない人はその違いがわからなくて、金管楽器はなんでもラッパだと思っている。
その楽器をやっている当人はプライドがあるから、それは心外だと感じるわけ。
友人も「そのバイオリンは」と言われて「ビオラなんだけど……」って言ってたし。
私は打楽器とかクラリネットとか、「見りゃわかる」楽器ばっかりやってたからそういう悩みはなかった。

ステージに立つ前の緊張感とか、終わった後の気分とか、そんなものを思い出しつつ、演奏している人たちの気持ちを考えるとなんか泣けた。
どんなことになっても生きていかなければいけない辛さとか、時代の流れに飲み込まれるしかない人たちの悲しみとかそんなことを考えた。


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