| ビー玉日記 | きのう もくじ あした |
2001年09月21日(金) 風邪考 風邪というのは、何かにとりつかれるようなものだ。 喉の痛み。咳やくしゃみや鼻水が出る。 自分の体に、本来あるべきものではないものが入りこんだことへの抵抗。 熱が出る。 体の中で、追い出そうという勢力と、入りこんだものが戦っている真っ最中。 気温と体温の境目がわからなくなって、自分の体が自分のものではないような、感覚。 意識もなんとなく混濁しがち。 私は普段眠りが浅くていっぱい夢を見るけど、熱が出ている時は深い眠りに落ちて、気付いたら時が進んでいる。夢はほとんど見ない。 眠っている間、いっぱい汗をかいて、じたばたする。 体に乗り移ったナニモノかが悪さをして、私を苦しめようとするのだ。 こういう時に考えることも尋常ではなく、いつもよりずっと悲観的で、自分の思考とは思えないことを考えつく。 戦うエネルギーを投入する。 薬はあくまで武器であり、エネルギーではない。 武器があっても戦力を維持できなければ、意味がない。 食欲がない時は力も弱ってしまうから、やられっぱなしになる。 これはつらい。 汗と苦しみと一緒に、ヤツは体からようやく抜け出てくれる。 朝、熱がひいて目が覚めた時の爽快感。 自分の体が身軽になって、風邪をひく前よりも元気な気がする。 だからきっと昔の人は、病気になると悪魔払いとかしたんだろう。 |
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