嘘 |
2004年10月16日(土) 意外にロマンチック。 |
長いこと文章を綴っていないことをとても後悔した。 あたしの毎日は とても愛しくて 忘れてはいけない事ばかりだったのに。 今、目の前に広がる白い砂浜や波の音。 はかないろうそくの灯り。 今まですごしたあなたとの毎日。 その時々に抱いた感情。 今の想いは今しかもてないけど、 その断片でも残しておけばよかった。 帰ったら・・・ っとここまで書いた所で あたしは彼にみつかってしまった。 帰ったら彼との毎日を終わりにさせるつもりだ。 っと書くつもりだったんだ。 見つかった時 ビックリしたけど あたしは どこかで安心して、嬉しくて この人にはかなわないなぁって実感してしまった。 消えていくろうそく達。 あたし達もこんな風に終わるんだ って手をひっぱられながら泣いた。 こっそり泣いたつもりだったのに見つかって 周りを気にせず抱きしめられた。 「ろうそく、消えちゃうょ・・」 って泣いたあたしに 彼は 「帰りにろうそく買って帰ろう。」 ってニンマリ笑ったんだ。 |
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Past | Writing : ゆいこ |